鑑定107(怪しすぎる訪問者)

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風忌の門・17

風忌(かざき)の門・17 しばらく放心状態の霧神さん・・・。 最臥「しかし・・・記憶というのは、恐ろしいもんだ」 透明「ええ記憶の断片をつなぎ合わせるだけで、    全く違う記憶が出来上がる・・・。    霧神さんが怪我をし...
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風忌の門・16

風忌(かざき)の門・16 透明「霧神さん、ひとつ聞いても良いですか」 霧神「何でしょう」 透明「その記憶の前のことは、何か覚えていますか」 霧神「・・・私の家は、貧乏で父親はいつも    暴力を振るっていました・・・そういった ...
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風忌の門・15

風忌(かざき)の門・15 最臥「レン・・・この子は、幼い頃に虐待をされていた    らしく、瀕死の状態で保護されたとの話でな・・・。    その時のショックからか、それまでの記憶が    ほぼ無いようなんじゃ・・・。」 透明「...
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風忌の門・14

風忌(かざき)の門・14 最臥「透明くん    どうするつもりなんだい」 透明「最臥さん知っていましたか    この世に存在するもの全てが、原子と分子で    構成されているんです」 最臥「そ、それはわかるが・・・」 透明...
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風忌の門・13

風忌(かざき)の門・13 最臥「透明くん」 透明「」 最臥「すまないのだが、狩理と留鬼を頼む」 透明「えっ」 狩理「・・・最臥様・・・。」 最臥「狩理、留鬼・・・今までご苦労だったね    お前たちには、苦労をかけた  ...
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風忌の門・12

風忌(かざき)の門・12 透明「風忌の門」 狩理「まったく、馬鹿なことを・・・」 最臥「透明くん・・・風忌の門というのは、    その地その地に存在する五忌を司る門のことじゃよ」 透明「五忌って、忌み(いみ)のことですよね」 ...
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風忌の門・11

風忌(かざき)の門・11 霧神「クククククッアハハハハハッ」 透明「霧神さん一体何を」 霧神「・・・・透明さん・・・私は・・・    本当に・・・あなたが・・・。」 透明「・・・・」 霧神「・・・でも・・・もう良いんです・・...
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風忌の門・10

風忌(かざき)の門・10 霧神「よくも~邪魔をしてくれたわね~    グル・ジャ・カク・ゲン・・・・。」 まただ一体、この人の呪法は何なんだ 揚羽「・・・よくも・・・ご主人様を傷つけて    くれましたね・・・許さない・・...
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風忌の門・9

風忌(かざき)の門・9 揚羽「・・・ところで、ご主人    この状況は」 透明「いやぁ~っ何だか、熱烈アプローチ    されているんだよね~アタタッ」 揚羽「それは、愛の告白ということですか」 透明「う~ん・・・多分、そうな...
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風忌の門・8

風忌(かざき)の門・8 霧神「・・・・ニコッ」 透明「」 突然、空気が重くなる 透明「やっぱり、何か仕込んでたか」 呪術師が場所を特定して、何も仕込んでいないと 思うほうが間違っている 当然、何らかの呪法が張り巡らさ...
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