鑑定77(迷子の妖精)

鑑定77(迷子の妖精)

妖精王・19

妖精王・19  昴「お前な~食い過ぎだろ~」 透明「ウムムヴオウ」  昴「グールか」 「キャッ」 透明「」  昴「」 妖精「ぴいぷい」 食べながら昴の腕を掴む透明・・・ 妖精「お、王様もう、大丈夫でしょうか」 ...
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妖精王・18

妖精王・18 透明「昴裏鬼門は」  昴「庵の入り口付近だ」 透明「了解」 「鬼は、滅することなかれ」 師匠からの学びだった 鬼も人が産み出したひとつの生命 その命を絶つことは大罪に値する・・・。 私は、鬼を退治する...
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妖精王・17

妖精王・17 さて、続きですが・・・ そもそも、鬼はどういう流れで存在し 鬼界に帰って行くのか 鬼は、人間の想念の集合体 例えば、一人が楽しいと想う気持ちが MAXに達したとします その時に、その人から発せられる想念だけで...
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妖精王・16

妖精王・16 透明「(こいつら・・・。)」  昴「気をつけろこいつら知能は    高いからな」 透明「うんわかってる」 そもそも鬼と呼ばれる存在は、歴史が浅く 人間が誕生してから知能が定着してくるまで 存在していなかっ...
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妖精王・15

妖精王・15 透明「はぁ~疲れた~    腹減った~っ」  昴「まったく庵についたら食料あるから    適当に食っていいぞ」 透明「やった~そう言えば、妖精達って何食べるの」  昴「そうだな~草木の妖精は葉っぱから出る養...
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妖精王・14

妖精王・14 私達は、ロキとキキと別れ次の場所へ・・・。 透明「次は、どこにいくの」  昴「次はここから北にある岩場だよ    すぐそこだから」 透明「あのさ~さっき言ってたこと    なんだけど・・・。」  昴「...
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妖精王・13

妖精王・13  昴「奴らって言うのは、この山に発生する    グールのことだよ」 ロキ「うっ」 キキ「キャッ」 透明「」  昴「実は、奴らの総称としての名前は、    妖精達にとっては、忌嫌う言霊に    なっていて...
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妖精王・12

妖精王・12 先ほどの場所から走ること10分・・・ さすがに山道を全力疾走は辛い 透明「す、昴どこまで」  昴「あそこだ」 透明「・・・川」 目の前に現れたその場所は、小川が 流れている何とも風流な場所だった 透...
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妖精王・11

妖精王・11 私は、目的地もわからず昴について行く  昴「・・・・・。」 透明「(こんなに必死な昴も珍しいな~)」 山駆けを始めて10分 昴は少しひらけた場所で足を止める・・・ 透明「ここは」  昴「ここには、こ...
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妖精王・10

妖精王・10 昴の工房の裏庭には、沢山の花や草木が綺麗に 整備されて並んでいる 小さな池に、外で火をおこすための屋根付の 囲炉裏、そこから右手に巨石が1、2、3、 全て妖精のために整えられていることが 素人の私でもわかるよ...
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