もう一つの世界

異世界冒険譚・11

異世界冒険譚・11 ちび「や、やばいやっぱり、仲間がいたんだ」 透明「えっ」 ちび「普段、あいつらは群れで行動して    いることが多いんだ」 透明「なるほど・・・ということは・・・」 森の奥から、ぞろぞろと先程のヤギトラが...
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異世界冒険譚・10

異世界冒険譚・10 口は大きく裂け、赤い眼の奥には なんと表現したらよいのかわからない 禍々しき気が感じられる・・・。 身体の大きさは1.5メートルほど、 その体躯は、我々の世界で言うところの トラにも似た肉食獣のような、...
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異世界冒険譚・9

異世界冒険譚・9 クーニャ様と別れ、しばらく森を 西へ西へと歩いてゆく・・・ ちび「透明~オイラおなか空いた」 透明「えっちびにゃもお腹減るの」 ちび「ちびにゃそれってなに」 透明「あっご、ごめんね    なんて呼べば良い...
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異世界冒険譚・8

異世界冒険譚・8 人間以外の種族となると・・・ 異世界的には、エルフ・ドワーフ・獣人族 他にも、色々と想像を駆り立てられる 透明「クーニャ様は、他の種族の方とも    交流があるんですか」 ニャ「(もちろんあるぞエルフィなん...
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異世界冒険譚・7

異世界冒険譚・7 ショックの色が隠せない透明先生・・・ クーニャと言われる神獣も流石に不憫の思ったのか、 ある提案をしてくれる・・・。 ニャ「(透明・・・まあ、そんなに落ち込むな     お前さん、もともと存在自体が特殊だ...
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異世界冒険譚・6

異世界冒険譚・6 ひとり鼻息荒く、ウホウホしている透明先生 そんな私を冷ややかな眼で見ているクーニャ様 ニャ「(・・・・・・) 透明「さぁ~~~クーニャ様    旅立ちましょう      いざ、魔王退治の冒険へ」 ニャ「(...
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異世界冒険譚・5

異世界冒険譚・5 おいおいおいおい この世界が地球なのであれば、ここは過去 いや、未来 どちらにせよ、日本は無くなったという ことなのか 何が何だか分からない ニャ「(まあまあ、落ち着け)」 透明「あっす、すみません・...
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異世界冒険譚・4

異世界冒険譚・4 透明「」 空を見上げた私の眼に映っていたものとは 透明「・・・猫」 「(ねこねことは何だ)」 透明「い、いや、すみません・・・・    (え~っと・・・マジマジと見ても     猫だよなぁ~しかも、...
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異世界冒険譚・3

異世界冒険譚・3 深い森を歩いていると、目の前に 広い野原が広がる・・・。 透明「うわ~っ凄い綺麗だ」 野原には、見たこともないような 色とりどりの花が咲き乱れ、まさに 極楽浄土のような様相を見せていた 透明「はぁ...
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異世界冒険譚・2

異世界冒険譚・2 透明「さてと、まずは・・・」 広大に広がる草原・・・辺りを見渡すと 何キロか先に、木々がうっそうと茂る 森みたいなのがある・・・ 透明「ぐ~~~~ぅ    あっそういえば、夕飯食べてなかった    お...
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