鑑定95(燃えよ!爺さん!!)

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実は・・・。・18

実は・・・。・18 透明「ビシャマ・・・カル・・・バ・・・    (くっ・・・やはり一筋縄ではいかないか)    ・・・ごふっ」 タイ「と、透明」 鮮血を吐き出す透明・・・ 細かい血管が悲鳴を上げている 透明「はぁはぁ...
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実は・・・。・17

実は・・・。・17 しばらくして・・・ 逃げたはずの泰蔵さんと彩愛さんが、 様子を見に帰ってくる・・・。 タイ「と、透明だ、大丈夫か    生きているか」 透明「見ればわかるでしょ」 タイ「お前、やったのか」 透明...
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実は・・・。・16

実は・・・。・16 黒蝶の君には、もう戦意はなく、 何故だか気を落としているようにも見える・・・。 透明「聞かせていただきます・・・」 黒蝶「そうか・・・おんしは、良いオノコじゃなぁ    妾は、平安の刻に産まれ落ち、多く...
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実は・・・。・15

実は・・・。・15 黒蝶の君が異変に気づく・・・。 透明「ふ~~~~っ」 呼吸を整える透明先生 黒蝶「・・・・おんし・・・先ほどとは、    まったく違うモノに見えるのじゃが」 透明「いえいえまったく同じ人間ですよ ...
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実は・・・。・14

実は・・・。・14 1分・・・2分経ったか・・・ 今のところ、黒蝶の君が動く素振りはないが、 たかだか1・2分がこんなにも長く感じるなんて 私は、あえて構えを解き、黒蝶の君との間合いを 意識しながら様子を伺っていた・・・。 ...
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実は・・・。・13

実は・・・。・13 透明「はぁはぁはぁはぁ」 黒蝶「おんし、なかなかの力量よなぁ~    それに、よく見ると良い男じゃないかえ    ・・・ほんに、妾の好みじゃ」  鬼「お方様この修験者、危のうございます    さきほども...
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実は・・・。・12

実は・・・。・12 そのモノ・・・美しき黒き蝶の羽をたずさえ 3本の雷を呼ぶ角を従える・・・。 煌びやかな着物を羽織し姿は、まるで天女のような あでやかさ・・・しかし内なるは、その羽のように 漆黒にして残忍なり 透...
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実は・・・。・11

実は・・・。・11 鬼の形相が変わる  鬼「そちは、何者ぞ先ほどの動きといい、    我の先を行きおる・・・」 透明「いやいやいやいやたまたまですよ    それにしても、自分の名前を言ってしまったのは、    失敗でし...
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実は・・・。・10

実は・・・。・10 私は、急いで泰蔵さんと彩愛さんの背中に周り 吸い込んでしまった呪を吐き出させる タイ「ごほごほごほっ」 彩愛「コンコンッ」 透明「ど、どう」 タイ「・・・おっ何だか楽になったぞ」 彩愛「?・・・そう言...
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実は・・・。・9

実は・・・。・9 歩き始めてから、25分・・・ 明らかに、様子がおかしい タイ「はぁはぁはぁはぁ・・・てやんでぇい」 彩愛「はぁはぁはぁ・・・おじ様大丈夫ですか・・・はぁはぁ」 タイ「でぇじょうぶまったく、歳はとりたくね...
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