
フェイク
・8
透明「
」
突然、氷河期が訪れたような
さむーい空気が流れる
冴木「×○△Π+
」
透明「・・・・
」
何だか冴木先生がパニクッてバタバタ
してる・・・。
ちょっと、面白い

しばらくして・・・
冴木「あ、あなた
何を言っているんですか
わ、私が透明なんです

あなたの方こそ、偽物でしょう
」
透明「・・・・・。」
何だか、開き直っちゃったけど、言ってること
無茶苦茶です・・・

透明「あ~え~っと
私は冴木先生が偽物とか
責めてないですよ
」
冴木「
」
透明「それに、今の尋常じゃない慌て振りからの
開き直りはちょっと・・・
」
冴木「
」
透明「まあ、少し落ち着きましょうよ
」
またまた、さむ~い空気が流れる・・・
冴木「あ、あの~
」
透明「はい
」
冴木「あ、貴方は、本当に・・・
」
透明「はい
透明ですよ
」
冴木「・・・・・。」
透明「
」
冴木「す、すみませんでした
」
透明「
」
突然、凄い大声で謝り出す冴木先生
ちょっと呆気にとられてしまった

このままじゃラチがあかないと思った私は、
取り敢ず冴木先生に話しかける・・・。
透明「冴木先生は、本当は幾つなの
」
冴木「へっ
・・・あ、は、はい
30です
」
透明「なるほどね
占いはいつから
」
冴木「は、はい
4年前くらいから・・・。」
透明「ふ~ん・・・スキルは気学とか
四柱推命
」
冴木「は、はい
学校で・・・。」
透明「ということは、御田頼さん(仮名)
のところかな
」
冴木「えっ
校長を知ってるんですか
」
透明「一応ね
」
御田頼さんは、その筋では有名な占い学校の
校長である・・・。
冴木「すみません
学校には、なにとぞ
」
透明「へっ
」
冴木「えっ
学校に言うんじゃ
」
透明「なんで
」
冴木「えっ
えっ
」
透明「私は別に、君のことを学校や御田頼さんに
報告はしないよ
」
冴木「で、でも
先生の名前を騙って・・・。」
透明「それじゃ、君は学校に言って欲しいの
」
冴木「い、いえ
それだけは
」
透明「も~う
ハッキリしなさいハッキリ
」
冴木「す、すみません
ごめんなさい
」
やれやれ
ここまでパニクられると
怒る気もなくなるよ・・・

透明「それで
」
冴木「は、はい
」
透明「何で、私を騙ったの
」
冴木「・・・・・それは・・・。」
次回、冴木先生の真相に迫ります
続く・・・。
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コメント
透明先生おはようございます{ハッピー}
先生の懐の大きさ、暖かさに感心させられます{YES}
冴木さんも、先生に出会えてよかったですね{グッド}
どうして嘘をついたんでしょうね~{涙}
まさか透明先生に会いたかったから…
とかじゃないでしょうね~(--;)
にしても、先生がいくつか気になってしまいました{キラリ}(笑)
追伸:凄まじい台風が日本にやってきていますが、皆様ご無事でしょうか…{汗}{虹}{晴}
先生よりも年上で妖しい占い師を想像していたので、ちょっとびっくりです(笑)
…あ。
冴木先生…、今ここ見てるかな( ̄∀ ̄;)失礼シマシタ。
なんだかただならぬ理由がありそうですね…
(*≧m≦*)ドキドキ
<ぼやき>
では、何年、透明先生と偽って商売なさっていたのでせうか{わお}
ある意味、尋常ではできませんね。
透明先生こんにちは{CARR_EMO_410}。
態度が大きいのか小さいのか、大胆なのか蚤の心臓なのか{CARR_EMO_107}
困った方ですね{CARR_EMO_107}。
人を騙してお金を貰うことが出来てしまうなんて恐いです{CARR_EMO_37}。
最初は名前を借りても、占いに自信が付けばやめようとか、そんな動機なのかな…{CARR_EMO_439}。
なんかいやんなってしまいますね{CARR_EMO_107}。