妖精王・14

妖精王・14

私達は、ロキキキと別れ次の場所へ・・・。

透明「次は、どこにいくの

 昴「次はここから北にある岩場だよ

   すぐそこだから

透明「あのさ~さっき言ってたこと

   なんだけど・・・。」

 昴「あああまり気にするな

   お前は、ことの重要さも理解しているし

   このこともブログで書いてくれるんだろ

   それでけでも、自然に対する意識を

   高めてくれる人が大勢出てきてくれると

   信じているから

透明「・・・そっか・・・。

   あっそれと、言い忘れていたことが

   あったんだけど・・・

 昴「

透明「実はね・・・。」

私は、迷子のコロボックル光波の札を抱えて

隠れていたことを話す・・・。

透明「だから、もしかしたらあの子が結界の札を

   はがして持っているんじゃないかと・・・

 昴「は~っなるほどな

   可能性は高いかも

   ってそんな重要なこと早く言えよ

透明「ご、ごめん突然走り出したから、

   言いそびれちゃって

 昴「まあいいや俺ももう少し考えれば良かった

   妖精にはある程度テリトリーがあるんだ

   産まれたばかりの子は、そのテリトリーが

   決まっていないから、彷徨いながら自分の

   家を決めるんだけど、さっきのコロボックルは

   テリトリーをもう決めてるみたいだから、

   ここには住めない・・・。

   いくら同じ気質をもった仲間がいても、

   自分のテリトリー内じゃないから不安だった

   のかもしれないな

   だから、結界のような護りの気質をもった

   ものを抱える癖がついているのかもしれない

   でも、それならなおのこと、急いで探さなきゃ

   あの子は結界の札を持っているからと安心して

   いるかもしれないけど、あれは一枚では

   屍食鬼には太刀打ちできない

透明「そうだね急ごう

私達は、再度危険性を認識し走り出す・・・

 昴「透明あそこだ

透明「あっいた~っ

大きな岩肌がむき出しの場所に、数人の妖精と

戯れているコロボックルを発見

 昴「こらっお前達

妖精「フムポニ

私は、すかさず昴の腕を掴む

 昴「まったく何でこんなところまで・・・。」

妖精「ごめんなさいこの子、ここが初めて

   だったから、色々案内してあげようと

   思ったの・・・。」

 昴「そっかでも、お前達だけでは危ない

   こともあるからね

妖精「うんごめんなさい王様

またもや、王様

なんだか、昴が白馬に乗った王子に見えて

笑えてきた・・・ププッ

透明「あっあそこ

岩の上にコロボックル発見

やはり、何か抱えている・・・

 昴「お~いこっちにおいで

コロ「あっ

透明「あ、あぶない

コロボックルが岩から滑り落ちる

 昴「おっと

ナイスキャッチ

 昴「大丈夫

コロ「うん

 昴「ごめんねその御札、返してもらえるかな

コロ「あっごめんなしゃい・・・。」

 昴「くすっいいんだよ

   俺も君が寂しいことに気がつかなくて

   ごめんね

   とにかく、一度庵に帰ろう

コロ「うん

取り敢えず一件落着

私達は、一路昴の工房庵と呼ばれるその場所へ

帰ることにした・・・しかし・・・。

           続く・・・。

   

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コメント

  1. 和樹 より:

    おはようございますm(__)m
    昴さん、微力でも、自然の一員である人間として、心がけます{CARR_EMO_334}
    それにしても、妖精さんの会話は癒されます~
    今日も1日がんばります!!

  2. chibi より:

    透明先生、
    おはようございます。
    すぐに人間により自然破壊を止めることは出来ないかも
    知れませんが、一人一人の意識が変わっていけば、
    きっと良い方向に向かっていくと信じたいです。
    そしてコロボックルの口調がやたら可愛くて癒されます。
    ウットリ♪・:*:・ ( ̄* )

  3. m より:

    自然に関して自分に出来る事何かしら考えてみます^o^

  4. みゆ より:

    おしえてくださーい
    結界のふだは、家にも、はれますか?
    作って欲しいです。
    いつも、楽しく拝見しています。
    毎回どうなるんだろうって、思いながら、ドラマ見てるようで、たのしみです。
    違う世界って、勉強になります。いつも、ありがとう

  5. 透明先生 より:

    >みゆさん
    そうですね{ひらめき}
    結界の御札といっても、<色:#ff0000><太>用途によって
    それぞれ御札が違ってきます{止まるひよこ}
    結界の御札を部屋に貼ることは可能ですが、
    扱いを慎重にしないといけないので難しい
    ものですし、個人的にお作りすることは
    できかねますので、申し訳ないのですが{汗}
    何とぞご了承くださいね{ごめんなさい}

  6. みゆ より:

    透明先生早速お返事ありがとうございます。
    お札って、すごい力なんですね。
    ちょっと、安易に考えてました。教えてくださって、ありがとうございます。
    まずは、綺麗に掃除して、妖精さんが来れるように、します。お忙しいのに、ありがとうございました。ブログ、楽しみにしてます。

  7. ミツル より:

    >みゆさん
    おこんばんはです{月}
    過去のブログ記事に、御札について書いてくださった記事がありましたので、読んでみると良いかもしれませんよ~{ひらめき}{ハッピー}
    既読でしたらお節介すみませんです{YES}
    みゆさんの助けになりましたら幸いです{ルンルン}
    {サイド}<リンク:http://yaplog.jp/uranai-diary/archive/556>鑑定43(第一秘書さん) 秘書は○○がお好き?

  8. みゆ より:

    みつるさん、ありがとうございます。
    早速、見て見ます。
    まだ、見てない記事があるので、ゆっくりよみたいとおもいます。
    ありがとう。助かります。

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