かんじて・・・。
・8
「ドタドタドタドタ
」
円「こうせ~~~~~い
また、あんたでしょ~~~う
」
相変わらず、康誠は円がお気に入りのようで、
連日、円にちょっかいをかけていた
円「ちょっと、透明
康誠は
」
透明「さっき、先生と外に出て行ったけど
」
円「まったく
いつまでもガキなんだから
」
透明「くすっ
」
円も、まんざらじゃないのかも
この頃から、円の康誠に対する態度も
明らかに他のキョウダイとは違ってきていた
円「そう言えば、最近、康誠と先生よく出かけるね

何かあったの
」
透明「ナニナニ
康誠が気になるのか
」
円「ちょ、ちょっと
何言っているのよ

私は、アイツに仕返しするチャンスが中々ないから
聞いてるだけよ
」
透明「くすっ
なるほどね~ぇ
でも、確かに最近多いよな~

どこに行ってるんだろう
」
円「ねえ、今度つけてみない
」
透明「えっ
」
円「だって、気になるじゃない
」
透明「で、でも
」
円「四の五の言わないで付き合いなさいよ
」
そんなこんなで、円に押し切られた私は、
後日、先生と康誠の後をつけることに・・・
円「透明
なんだか、ドキドキするね
」
透明「まったく
俺は、先生や康誠に怒られるんじゃ
ないかの方がドキドキするよ
」
気配を消し、距離をとり、なるべく身を隠しながら
後をつけて行く・・・。
一瞬、先生が後ろを振り返った気がしたが
気にせず探偵ごっこを続ける・・・



しばらくして、先生と康誠はとあるビルの中へ
エレベーターに乗った二人の降りる階を確認し、
5階まで階段を上る・・・
透明「整体
」
円「整体って、あの整体だよね

でも、整体なら先生でも出来るんじゃないの
」
扉の中が見えない私達は、集中して能力を使い
中を視ようとする
「ポカッ
ポカッ
」
円「あうっ
」
透明「あたっ
」
恐る恐る振り返る視線の先には、ニコニコしながら
二人を見下ろす師匠が・・・
師匠「お前らなぁ~
」
透明「ご、ごめんなさい
」
円「ごめんなさ~~~い
」
師匠「後をつけるなら、もっと気配を無にしなくちゃ
ダメじゃないか~~~っ
」
透明&円「そこか~~~~い

」
師匠「あはははははっ
しかし、お前達も
暇だなぁ~
」
透明「い、いやっ
す、すみません
」
円「あれっ
康誠は
」
師匠「はぁは~ん
円は康誠が心配なのか~
」
円「な、なにいってるんですか~

わたしは、べ、別に
」
師匠「あはははははっ
」
透明「でも、本当に康誠は
」
師匠「ああ
今、整体をしてもらっているんだ
」
円「えっ
でも、整体なら先生でも・・・。」
師匠「まあ、普通の整体ならな
」
透明「
」
師匠「ここの先生は、特殊な観似手の持ち主なんだ
」
円「それって、私達と同じ・・・。」
師匠「まあ、そう言うこと
」
透明「・・・・康誠、どこか悪いんですか
」
円「
」
師匠は、私達の頭をポンと叩く
師匠「心配いらんよ
まぁ~なんだ
要するに思春期に起こる
男性の成長というヤツだ
なぁ
透明
」
透明「なんだか、意味深なこと言わないでください
」
円「
・・・なに
なになに
どういうこと
」
師匠「ネンネの円にはまだ早いから、知らなくていいぞ
」
透明「また、変なことを
」
円「何よ~っ
私だけ分からないのズルイ~~~~ッ

透明
教えなさいよ~っ
」
透明「ええ~~~~っ
お、俺も、よくわかってないよ~
」
師匠「まあ、とにかく帰ろうか
」
こんな感じで、何かはぐらかされた様な私達は、
当然、この後道場でこってりしぼられることに・・・
それでも、師匠のいつもの笑顔が私達を安心させ、
それ以上のことは、何も聞くことはなかった・・・。
続く・・・。
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コメント
よくある青春の微笑ましい一場面‥‥のはずだけど、この先はきっと悲しいお話なんですよね。
もうすでにちょっと胸が苦しいです。
でも透明先生が辛い経験をあえて書いて下さったのだから、しっかり読んで学びたいと思います。
透明先生 こんにちは{雪}
うさねこさんのおっしゃるように本来なら
微笑ましい場面ですよね{YES}
円さんの初恋話{ラブラブ}{はてな}な~んて{ラブ}ウフ
でも、先回のサキさんのコメントにようにもあるように
私も今回は、すぐに自殺した先生の親友の話を
思い出してしまい、
まさか・・・・・・と少し切ない気持になっています。
私の勝手な憶測が間違いであって欲しいですけど
静かに次回の更新を待ってますね{グズン}
でも自殺される方は希望を持つ方が大半とありました。康誠さんがお師匠様たちと過ごしてそう思ったのかと思うと、その方とは違うお話なのかなとも感じたり、もしくは希望を持ってしまうほど観似手を持つことはとてつもなく苦しい、辛いことなのか…とも感じたり…
毎回読むたびに
先生や円さんが康誠さんが好きなのが伝わる反面、怖くて苦しくなります💦
康誠さん、どうなるんだろ(>人<;)