幸か
不幸か
・5
私は、高沢さんの気持ちを汲みつつ
言葉を紡いでゆく・・・
透明「よしそれじゃぁ~
一つ一つ
整理して行きましょう」
高沢「」
透明「先ずは、高沢さんの気持ちを整理しますが、
知佳ちゃんに、学校を辞めて欲しくない
留学も支援しないダンサーになることは
認めないこれで良いかな
」
高沢「は、はいもちろんです
」
透明「確かに高沢さんの経験上、失敗するリスクを
考えると、知佳ちゃんの望みは全て却下されますよね」
高沢「そ、そうです
私達大人から見れば、安易すぎますし、
成功できる確率もほとんど無いじゃないですか
それに、ダンサーになろうとして、失敗した後、
絶対に、学校に行っておけば良かったと後悔する
日が来ますよね
先生だって、分かっているでしょ」
透明「まあ、通常で考えればそうかもしれませんね」
高沢「」
透明「ここで、高沢さんに1つ質問なのですが
今言った、3つの内で譲歩できるモノって
ありますか」
高沢「えっ」
透明「学校を辞める、留学を援助する、ダンサーを目指す
どれかひとつでも、譲歩できますか
もし、譲歩できるのであれば、最低どこまで許せて
どこまでがダメだか、教えてくれますか」
高沢「え、えっと・・・全てダメじゃいけないのですか
」
透明「いいえ別に、全てダメでもいいですよ
ただ、せめて高沢さんの考える優先順位だけでも
教えてもらえれば、ありがたいのですが・・・。」
高沢「・・・・学校は、絶対に辞めさせません
これは、最優先です・・・ダンサーを目指すことは、
どうせ長続きしないので、勝手に目指せばいいですが、
学校だけは卒業させないと、潰しがききませんから」
透明「留学は」
高沢「それは、認められませんし、援助もしません
もし、海外で何かあっても、手が届きませんし
どうせ、海外に行ったら遊びほおけて、また、
適当な道を目指してどうしようもない人間になって
帰ってくることが目に見えてます
それに、変な薬とかにでも手を出せば、もっと
取り返しのつかないことになります」
そうか・・・高沢さんは、ダンサーという夢より、
留学し、手元から離れることの方が嫌なのか・・・。
透明「なるほど・・・わかりました
それじゃ~、今度は知佳ちゃんの立場から
私の方でお話してみたいと思います!」
高沢「知佳の立場」
透明「はい知佳ちゃんが何故、ダンサーになりたいと
思ったのか学校を辞めると選択するに至る経緯
それ以外にも、色々とね」
高沢「は、はあ」
次回、知佳ちゃんの立場から見た世界を、高沢さんに
聞いてもらいます・・・。
続く・・・。
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コメント
おはよー(^○^)ございます。
いやん( ^ω^ )
透明先生、いけずぅ~。
次回が待ち遠しいですよー(*☻-☻*)
知佳ちゃん、頑張れ(?)V(^_^)V
先生、皆様。こんにちは
知佳ちゃんにどれだけの覚悟があるか、次回の記事をしっかり読み取りたいです。
以前の記事で、透明先生は、夢を実現させる人の条件として
「夢は漠然とみるものでなく、まずは足場を固め生活を安定させ着実に夢を追える状況を作りながら追うことで叶う」
と記してました。
また、迷ったときは陽、善、孝、真、感を考えてみる とよい。と。
勉強になります。
知佳ちゃんは、親を説得できるくらいの意思の強さがあるといいですね。
うちの子は、「自分でやる、親には関係ない」といいつつ、
夏休み気分でいまだに遊んでる勉強や嫌なことから逃げてる意思の弱い子で情けなくなります。
こんな取り柄のない子こそ地道な勉強やしっかりした学歴が必要なのかもしれません。
次回の更新が待ち遠しいです。
先生、みなさま、こんばんは~♪
高沢さん・・・まるで私の母のようでつい書き込んでしまいました。
若いころ見ていた夢はすべてといっていいほど却下され、安定した就職が出来るようにとそればかり言われ日々喧嘩ばかり・・・
でも、母は母なりに心配をしていて、私も今なら普通の大学を出て良かったと思うこともあり感謝もしています。
だけど・・・やっぱり夢を応援してもらいたかった、どうせ無理と思われていてもいいから言葉だけでも、頑張ってねって言われたかった。
そんな気持ちがあります。それを母に言うとまた喧嘩になりますが^^;
今は家庭を持ち、主人のおかげでやりたかったことをしています。
子供にもできれば最初から無理だよ、なんて言わずやりたいことがあれば応援したいなと思ってます。
でも、確かに親は子供を不幸にしたいなんて思ってないから正しいことも多いんですよね、だからこそどちらがいいとか悪いとか難しい問題だなと思います。今後、どう透明先生がお話されるのか楽しみにしています。