挨拶まわり・6

挨拶まわり・6

透明「ただいま~っ

タイ「おせぇ~~~っ

透明「大して遅く無いじゃないか~っ

タイ「ちっまったく、人を待たせておいて

   遅くねぇとはどういう了見だ

はぁ~毎回このやり取り・・・。

実は泰蔵さんの、生き甲斐なのか

透明「わ、わかったからとにかく、行こうよ~

タイ「・・・ちょっと待て

透明「へっまだ何か

タイ「お客だ

透明「ぞくっ

な、なんだ後ろから急に気配が

さっきまで、誰もいなかったはず

タイ「・・・・いらっしゃい何かお探しかい

ええ・・・・・呪術用の羊紙はあるかい

タイ「・・・・お客さん、呪術者かい

「ああ・・・最近東京に用があってね・・・。

   ここがその手のモノを一手に扱っている

   聞いてやってきたんだが・・・。」

タイ「羊紙は、そこの棚の中にある

「ふむ・・・・・

な、何だ、この異様な雰囲気

でも、何故だろう今までにも・・・。

最臥「ああそう言えば自己紹介がまだだった

   私は最臥(さいが)という者です、これから

   しばらくは、このお店にもご厄介になると

   思いますので、以後お見知りおきを・・・

   それと・・・そこの恐ろしいほどの異能を

   内在している術者さんも覚えておいてください

   何かの折りにまたお会いすることもあると

   思いますので・・・。」

透明「

ジロリと体の中をのぞき込まれたような感覚

それに、今、が・・・。

最臥「それでは、今日はこれをいただいて行きます

タイ「お、おおこれでどうだ

最臥「結構ですおつりは入りませんそれでは

   いただいて行きます

タイ「お、おおまいどあり

最臥という人がお店から出て行くと、一気に空気が

軽くなる・・・。

透明「・・・・・。」

タイ「透明・・・ありゃ~、ただ者じゃねぇ~ぞ

透明「う、うん・・・でも・・・。」

タイ「でもなんだ

透明「な、何だろう・・・全然違うのだけど・・・

タイ「なんだよハッキリしろ

透明「何故か、師匠と同じ感じが・・・。」

タイ「ば、馬鹿言ってるんじゃねぇ~

   あんなのと、お前の師匠を比べるんじゃねぇ

   お前の師匠は最高の男だくどくどくどくど・・・。」

泰蔵さんの大好き師匠話を小耳に、何故かまた何処かで

最臥という人物に会う気がしてならなかった・・・。

               続く・・・。

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コメント

  1. wanco より:

    透明先生、おはようございます!(^^)!
    ・・・短気だけど(^_^;)おちゃめな泰蔵さんのお相手もしないとですが。。。
    なにやら、気になりますねぇ。。。

  2. ダンゴムシ より:

    凄い!!
    能力者の方って、実際に見てなくて背後からでも感じることができるんですね!!

  3. 和樹 より:

    最臥さん。
    わざわざ異能の言葉を口にされるのだから、透明先生が泰蔵さんのお店に来られるタイミングを待ってたかのような
    自分アピールするくらいなので、なんとなく、対戦ものマンガの挑戦者風な感じですが
    (^_^;
    伊能さんの時みたいな、力使いの危険な闘いとかのプロローグじゃないですよね(T_T)💦💦
    続きを見るのがちょっと恐い(でも見る)
    そして泰蔵さんのお守り役(💧)も、お師匠さまから透明先生が引き継がれたのかなあ(´▽`)
    先生、深夜に質問に回答されてたんですね、先日の天舞先生の四コマが思い出され……
    四コマ「ザル」での、どうしてそんなにお酒呑めるのですか、の質問と、
    先生のアドバイスが、会社で先輩が後輩のやり取りみたいな感じで、なんか微笑ましかったです(*⌒▽⌒*)

  4. なくる より:

    今回は何事も無く終わるのかなぁ?と思ったら、新しい人がこのタイミングで登場して驚きました。
    初対面で透明先生にあの台詞を言うとは・・・何かまたトラブルになりそうですね。

  5. タカ より:

    今回のお話って…現在進行形ですよね…
    お師匠様との会話でも、もう少しで黄昏の刻が終わるとありますし…。
    伊能さんの時は過去のお話というスタートだったので、比較的安心して?読んでいられましたけど…
    最臥さん…何者なんでしょうか…

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