占い師の占い師・8

占い師の占い師

久地「実は、俺・・・友人や家族から、バカにされてて・・・。」

透明「えっどういうこと

久地「そ、その~・・・占い師なんて、仕事じゃないって

   引退した老人が片手間でやるものだって・・・・。」

透明「うわ~っ未だに、そんなこと言う人いるんだね

   昔は、私も言われたことあるけど・・・。」

久地「だから、俺は、そいつらを見返してやりたいんです

   有名になって、業界のトップに躍り出れば、

   周りの人も、認めざるおえないじゃないですか~

透明「そっか~それが気になるのか~

   でも、それは不可能かな~

バッサリ

久地「へっ

透明「きつい言い方でゴメンね

   でも、君の言う業界のトップになっても、

   その人達の意見は、変わらないと思うよ

久地「な、なんでですか

透明「だって、占い師という仕事を認めていないんだよ

   その業界でトップになろうが、仕事として認められて

   いないなら、無理じゃない

久地「あっで、でも

透明「それに、君は気づいていないかもしれないけど、

   君自身、占い師という仕事に恥ずかしさを感じている

   違うかな

久地「そ・・・そんな・・・ことは・・・

透明「そうじゃなければ、周りの人の言葉を気にして、

   自分のスタイルを変えようとまでは思わないからね

   でもね、ひとつ、覚えておいてほしいんだ

   占い師というのは、あくまでもトップを目指す仕事じゃない

   占い師というのは、君の言い方を借りれば、

   占いに来てくれたお客さんの人生をトップに導いてあげる仕事なんだ

   だから、この仕事はあくまでも、裏方家業なんだよ

   華やかに見える人達は、それを好んで仕事としているだけ

   占い師として一番大切なのは、あくまでも、お客さんを

   どうやって幸せに導いてあげられるのか

   この仕事に誇りを持って取り組めるのか

   だけだと思うんだ

久地「・・・・・

透明「久地くん君は何故、占い師になったの

久地「えっ

透明「確か、君が始めて占い師になった時、

   君は私に、人の役に立ちたい俺は占いに救われたんです

   って、言ってなかったっけ

久地「言いました・・・

透明「君の人生を変えてくれた占いは、そんなに周りの目を

   気にしなければならないモノなのかな

久地「・・・い、いいえ・・・。」

透明「私は常々、想っているんだ

   占い師は、人生の研究者だと・・・。」

久地「研究者

透明「うんだから、周りからは理解されなくてもいい

   黙々と、人の人生に関わる事柄を研究し、

   いつか、人のためになることを発見して、

   実際に役立ててもらえるようにすることができれば、

   本望だとね

久地「・・・・人生の研究者・・・。

   な、なんだか、カッコイイですね

くすっこの立ち直りの速さは、この子の良いところだね

透明「後は、久地くんが、,どんな占い師になりたいか

   決められれば、周りの言葉にも動じなくなるんじゃないかな

久地「どんな占い師・・・ですか

           続く・・・。

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コメント

  1. wanco より:

    透明先生、おはようございます。
    ・・・先生、さすが。。。久地さんへのアドバイスのお言葉、深いですね。。。
    私も、自分軸をしっかり持った、強くて優しい大人になりたいです(^○^)

  2. かりやな より:

    人生の研究者、、、ぐさっときました。深いというか、私がまさにそれを求めていたことだったので、コメントしました。占い師ではないのですが、占い好きです。というか私はスピリチュアルに人生助けられましたので、今回の方の気持ちがよくわかります。

  3. より:

    「人生の研究者」!
    言うのは簡単だけど、なかなか重みのある言葉ですな
    先生のモットーでもあるんですかね?
    透明先生もおっしゃってましたが、人は十人十色、千差万別っていう話を思い出しました
    パターンとして似たところはあっても、言動や心の機微までは他の人に取って変われるものではないですね
    自分も占術を一つ覚えて、よく、知り合いなんかをみていますが、仕事としては面白いけど、人をみる責任はなかなか大変なものだと感じてます
    本職は全く別物ですけど、学問として覚えておくのも何かと役立ちます

  4. 和樹 より:

    もしかして
    人生地図のテーマだった
    先生の、自分だけの楽しいことって………
    「研究、探究する」?
    占い師ということで苦しい経験も多かったでしょうし、
    先生のバイタリティーならどんな業界でも乗りきっていけそうなのに
    異能力と楽しみを両立させて現在に至る……苦しさ乗り越える、人間探究の楽しみがあるから。
    のかな、かな?
    (あくまでも私見)
    と、久地さんも、自分(の楽しみ)がわからなくなってつらかっただろうなあ
    有名人とか、有名になりたいって、
    自己顕示欲強い方ならたまらなくて魅力的な立場かもしれませんが、有名税の言葉があるように
    見えるもの、見えないもの、どちらもリスクもあると思います
    とはいえ、憧れちゃうのはわかる、
    だって、夢見るのは自由だもーん!
    わて得意の、どっちやねん感想(^_^;
    先生の、相談者の凝り固まった気持ちを解くさまが、本当にステキです!
    読んでいて、私もほどけまする
    (*⌒▽⌒*)

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