見えざる心
・9
泰之「このゲームは初心者に優しいよ」
透明「へ~っ何か書くモノある
一応書いておこう」
まだ、ネットゲームの話で盛り上がる私達
「トントン」
泰之「」
透明「」
伊崎「お茶、ここに置いておくから・・・。
先生も召しあがってください」
泰之「・・・・・。」
透明「あっすみません
お構いなく
」
ナイスタイミング
先ほどから、ゲームの話しかしない2人に
痺れを切らした伊崎さんが、お茶を入れて
きてくれた・・・。
透明「泰之くん お茶いただこうよ
沢山話したら、ノド渇いちゃった」
泰之「・・・・・。」
黙ったままお茶を飲む泰之くん・・・。
透明「ねえ、泰之くん
お母さん嫌い」
泰之「ぶーっ な、なんでそんな
」
伊崎「」
透明「泰之くん、色々我慢してるんだと
想うけど、別にお母さんが嫌いなわけじゃ
ないでしょ
言いたいこと言わないと伝わらないことも
あるんじゃない」
どの様な反応で返ってくるかはわかっていたが
あえて彼に質問してみる・・・。
泰之「あ、あんた、何なんだよ
一体何しに来たんだよ」
そりゃ~ごもっとも
透明「泰之くんの心の隙間を埋めにきたんだよ」
泰之「あんたは、喪黒福造か~っ」(by笑うセールスマン)
透明「おお~っ上手い
」
泰之「そ、そうじゃないだろ
あんたと話すと調子が狂うんだよ」
透明「そうなの」
泰之「そ、そうだよ」
透明「くすっ でも泰之くんは優しいね
」
泰之「は、は~ぁ
どこをどう取ったらそうなるんだよ」
透明「だって、お母さんに言っても理解して
もらえないと想うから言わないんでしょ」
泰之「」
透明「もし、心の内や自分の身体のことを言って
理解してもらえなかったら、理解してくれない
お母さんを責めてしまう可能性があるから
言わないでいるんじゃないの」
泰之「・・・・。」
伊崎「泰之・・・そうなの」
泰之「・・・・・・。」
透明「君は、自分がうつ病にかかっていることを
理解しているよね
と言うか、うつ病じゃないと信じたがって
いるんじゃないのかな」
泰之「くっ・・・・。」
泰之くんの鼓動が早くなってきているのがわかる・・・。
少し、落ち着かせないと、パニック障害が出そうだ
透明「ごめん 少し早く詰めすぎた
とにかく、先ずはゆっくりと呼吸しながら
話をしようよ」
泰之「・・・・あんたに、何がわかるんだよ
俺の苦しさなんて、理解できないだろう
もう、ほおっておいてくれよ」
透明「う~ん・・・残念なことに、君のことは
全てわかってるつもりだよ
それと、君のその病気を治す方法も
知っている」
泰之「えっ」
透明「だから、少し落ち着いてゆっくり行こうよ
私の話は、必ず君の役にたつことばかり
だから、ここは信用して話を聞いて
くれないかな」
泰之「・・・・・・・・・わかった・・・。」
透明「ありがとう」
さて、泰之くんの気持ちも聞く姿勢に
入ってくれた
ここからが一番肝心な部分だ
気を引き締めてかからないと
続く・・・。
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コメント
最近、気候のせいか{考えるひよこ}(気候に怒られますね)
賛否両論ばかりで、先生もお疲れでしょうね。
頑張ってくださいね{ラブ}
{かき氷}{かき氷}{かき氷}{るりばな}{るりばな}{るりばな}{富士山}
おはようございま~す{スイカ}
3か月を迎えた{赤ちゃん}は、朝から何かずっとおしゃべりしてくれています(笑){キス}
{赤ちゃん}の成長の速さに、驚きと愛おしさが一緒にいるあたしの顔に出て、おかげさまで笑顔で過ごせる毎日を送ることが出きてます{超びっくり}
そして記事を読んで、心臓がドキドキしてきたのであたしも落ち着いてゆっくり読みます{りんごちゃん}
これからもっと暑い日が続きますが、みなさまお体お気をつけてくださいね{ルンルン}
はじめまして{CARR_EMO_410}
引きこもりについて悩んでいたら、先生のブログにたどり着きました。
引きこもりというのは、兄のことで両親も手を焼きどうにもならない状態(普通に会話はします)が10年続いています。
先生のブログで解決するヒントがみつかるのでは、と早く次が読みたいです。