初心忘れるべからず(透明の自戒) 原点へ・・・。・25 原点へ・・・。・25 透明「・・・・ふぅ・・・さて 帰りますか」 洞窟を出た私を、美しい夕日が迎えてくれる 透明「(雪さん・・・私は、あなたの意思を ちゃんと継げていますか まだ、答えは出ていないけど、... 2019.03.06 初心忘れるべからず(透明の自戒)
初心忘れるべからず(透明の自戒) 原点へ・・・。・24 原点へ・・・。・24 芦「雪さん世話になったな」 雪乃「なに言ってるの世話になったのは 私の方芦さん、本当にお達者で・・・。」 芦「雪さんのこれからの人生を期待しているよ 儂も生きていたら、1年半後にまた来よう... 2019.03.04 初心忘れるべからず(透明の自戒)
初心忘れるべからず(透明の自戒) 原点へ・・・。・23 原点へ・・・。・23 しばらく、根掘り葉掘り聞いてくる 芦さんを躱していると・・・。 芦「おお話が長くなってしまったな さてと・・・。」 やっと、お帰りか 芦「雪さんあんた、利き手はどっちだ」 雪乃「はぁ... 2019.03.02 初心忘れるべからず(透明の自戒)
初心忘れるべからず(透明の自戒) 原点へ・・・。・22 原点へ・・・。・22 私は、手探りで閂を外し戸を開ける 「ドンッ」 雪乃「キャッ」 外にいた人物は、急に扉の中へ倒れ込むように 入ってくる 雪乃「ちょ、ちょっと中には」 「・・・何だよ姉さん一人か」 先... 2019.02.28 初心忘れるべからず(透明の自戒)
初心忘れるべからず(透明の自戒) 原点へ・・・。・21 原点へ・・・。・21 それからの私は、色々な噂が独り歩きをはじめ、 仕事が次から次へと引っ切り無しの状態となり、 毎日が痛みと苦しみとの戦いになっていった しかし、父の「もう少しだけ・・・。」という 言葉に励まされたことで、... 2019.02.26 初心忘れるべからず(透明の自戒)
初心忘れるべからず(透明の自戒) 原点へ・・・。・20 原点へ・・・。・20 兵助「雪乃大丈夫か」 雪乃「・・・うっ・・・うる・さ・い 傷・に・・響く・・・。」 兵助「す、すまん・・・」 兵助は、いつも仕事が終わった合図を見て 私のところへ薬をもって駆けつけてくれた ... 2019.02.24 初心忘れるべからず(透明の自戒)
初心忘れるべからず(透明の自戒) 原点へ・・・。・19 原点へ・・・。・19 祟りと戦うこと三日目・・・。 そこには、凄惨な光景が広がっていた 床には、多量の血液・・・内臓が侵食され 血管が破け床にのたうち回ること数十回 皮膚も焼けただれたようになり、皮がめくれ 剥き身の神経に... 2019.02.22 初心忘れるべからず(透明の自戒)
初心忘れるべからず(透明の自戒) 原点へ・・・。・18 原点へ・・・。・18 雪乃「ううっ・・・ (どうしたら、此れ程の恨みを集める ことができるのだろう・・・。)」 祟りを身に宿してハッキリとわかることは、 この祟りを起こしている人の想いは、 100や200の思... 2019.02.20 初心忘れるべからず(透明の自戒)
初心忘れるべからず(透明の自戒) 原点へ・・・。・17 原点へ・・・。・17 祈祷も終わり、私の身体には祟りが 浸透してきている・・・。 雪乃「(・・・こんなにも苦しいものなの この方は、平然としていたけど、 きっと、かなりお辛かったのだろう・・・) 姫様・... 2019.02.18 初心忘れるべからず(透明の自戒)
初心忘れるべからず(透明の自戒) 原点へ・・・。・16 原点へ・・・。・16 それから数日後 私の元へ、立派な興しに乗った、 依頼者が到着する・・・。 輿から降りたその女性は、私のいる社の前で お付きの者と話しているようだった 女性「・・・何と穢らわしい場所よ 本当に... 2019.02.16 初心忘れるべからず(透明の自戒)