鑑定７５(小さな友達)

夏の日の想い出・１４ 時間は現在に巻き戻され・・・ 透明「はぁ～っやっとついた～」 淳和「わぁ～～～っ」 透明「淳和どう」 淳和「す～いき・りぇい」 大分、言葉を取り戻した淳和くん・・・。 あれから沢山努力を重ね、...

夏の日の想い出・１３ 辺りには、夏に似つかわしくない 冷たい空気が立ちこめる・・・。 父親「じゅ・ん・な・・・。」 淳和「ああ～っパッ・・・パッ」 父親「じゅんな・・・ごめんな・・・。 　　　パパ・・・約束まもれなくて・...

夏の日の想い出・１２ さてと 私は寝ている淳和くんの側にゆき、 頭を撫でながら呪を当て込んで行く 淳和くんにとっては悲しいことだとは 分かりつつもこのまま幻想にとらわれた 淳和くんを放ってはおけない 透明「ふ～っ・・...

夏の日の想い出・１１ しばらくして、呼吸の整った 竹林さんが近づいてくる・・・。 竹林さんは、私達の奇行を見て 訝しげな顔をしていた 竹林「あ、あの透明さん 　　　一体、何をして・・・」 透明「え、え～っと・・・」 ...

夏の日の想い出・１０ 淳和「うう～う～っ」 透明「・・・・・。」 淳和「ああ～～～っ」 透明「・・・・・・・。 　　　(やっぱり、誰かを呼んでいる)」 少しひらけたその場所には、座り込んで 必死に誰かを呼んでいる淳和く...

夏の日の想い出・９ 次の日 今日は朝から快晴 私は急ぎ竹林さんのお宅へ向かう しかし、今日は私も東京に帰らなければ ならない日今日中に何とかしなければ ならない焦りもあった・・・ 竹林「淳和」 透明「」 竹林さんの...

夏の日の想い出・８ 裏山に入って２０分・・・ 透明「竹林さん大丈夫ですか」 竹林「はぁはぁはぁはぁ・・・は・い」 透明「すこし、休みますか」 竹林「い、いいえ・・・はぁはぁ・・・ 　　　大丈夫です・・・はぁはぁ・・・...

夏の日の想い出・７ 透明「う～ん・・・今日は作業 　　　できないな～」 次の日、昨日とはうって変わって 空はどんより　昼から雨も降って きていた・・・ 吉備「透明くん悪いね今日も」 透明「いいえそれより、今日はどうし...

夏の日の想い出・６ 竹林「・・・実は、あの山には昔から 　　　神様が住んでいて、神様に会えると 　　　願い事を１つだけ叶えてくれると 　　　言われているんです 　　　それを、主人はいつも淳和に言って 　　　聞かせていました...

夏の日の想い出・５ しばらく様子を見ていた私は、 色々な可能性を考えていた・・・ 揚羽「ご主人あの子、寝ています」 透明「えっ」 少し目を離したすきに、淳和くんは 野原に寝そべり、丸くなりながら 眠っている・・・ ...