道と判断
・13
透明「・・・・・・・
(マジか・・・でも何で
)
・・・・・・・
(なるほど、そういうことか・・・。
しかし、これはどうすればいいんだ)」
私の想像していた状況よりも、複雑で難解な問題
さて、横野さんに何て伝えればいいのか
横野「・・・先生どうでしたか
」
透明「う、う~ん・・・」
横野「・・・先生私に気を使わないでください
私も、覚悟はもっていますから
やっぱり、父は会社のお金を横領していた
のでしょうか」
透明「い、いや状況は、それよりももっと
複雑というか、何というか・・・」
横野「」
透明「横野さん、とにかく冷静に聞いてくれる」
横野「はい」
私は、横野さんが取り乱さないように言葉を
選びながら話し出す
透明「ハッキリ言うね横野さんのお父様は、
横領などはしていません」
横野「えっそ、それって
」
透明「う~ん・・・簡単に言えば、横領という
行為自体はなかったんじゃないかな」
横野「」
透明「お父さんは、長年同じ部署で働いて実績も
残しているし、会社からも信頼されていた
はずなんだけどその部署で扱っていたお金が
無くなっていたことに気づかなかったんだよ
そのお金はどこにいってしまったのかまでは、
わからなかったんだけど・・・
結構な金額が、何かの理由で紛失している
私なりにも、他の人が横領や使い込みなど
していないか調べてみたのだけど、その形跡もない
もちろん、会社全体は調べられないけど、同じ部署の
人の中には、間違いなくいない
多分、お父さんはその部署の責任者として、会社から
横領や使い込みの疑いをかけられ、責任をとらされた
形になっている」
横野「そんな証拠もないんですよね
」
透明「ま、まあ、落ち着いて
証拠はないでも、そのお金を管理できたのは、
お父さんだけだから会社はお父さんに何らかの
責任があると踏んだんだと思う・・・
もちろん、証拠もないから会社としても
訴えることはしなかったんじゃないかな
その分、お父さんには直接的に役員から責任を
押しつけられ、お父さんに自己認識させることで
無くなったお金を返却させるように話をした
ようだよ」
横野「そ、そんなのっておかしいじゃないですか
」
透明「もちろんおかしい
だからといって、お父さんがそれを受け入れて
しまっていては、何もできないんだ
お父さんは昔ながらの会社人間お父さんから
会社に何かアクションをとることは、今の
お父さんからは考えられない」
横野「先生何か良い方法はないですか
このままじゃ、父も母もかわいそうです」
透明「う~ん・・・・」
とにかく、考えなければ・・・
続く・・・。
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コメント
横野さんのお父様、責任感あり過ぎです{ショック}{汗}
真面目にやってきたのに、人生を棒に振ってまでもそんな原因が分からないことの責任をとるなんておかしいです。
自分の責任も大事ですが、家族の事も考えてあげてほしい…
正直者が馬鹿を見るような世の中なんて私は嫌だ~{グズン}
良い方向に進めるように頑張ってほしいです{キラピンク}
私の夫も仕事人間、仕事は出来るのにコミュニケーションが下手で損ばかりしています{ショック}
横野さんのお父さんのような状況になったら、同じことになりそうです{げっ}
何か解決策があるんでしょうか?
期待して待ってます{ラブ}
先生fight♪
こういう時って、意外と凡ミスがあって
一つ桁を間違えて支払ったとか
システムの変更でバグがあったとか
処理出来てない領収書があるとか
もし、そんな理由なら悔やみきれない
真面目に勤めていて、こんな退職の仕方…
会社側も、原因究明が甘すぎます
尻尾きりで終わらせた場合
また再発の可能性残るんですよ⁈
そしてその都度、冤罪を作り続ける…
これはダメです。何とかしないと!
透明先生 みなさま こんにちは~♪
そんな無茶苦茶な会社ってあるんですねぇ。。。驚きました。
やってもいない横領の責任を取らされて辞職させられて、
挙句、賠償しなければならないなんて…。{げっ}
確かに、管理者としての責任は有ると思いますが、この処分は
あまりにもヒドイです。どうにもならないのでしょうか…?
先生、ガンバッて何とか解決の糸口を見つけて下さいね{笑}
教えて頂いた呼吸法ですが、色んな意味で苦しくて中々できません。
まだまだ自分を許せないの…カナ。。{ごめんなさい}