ほじほじ・・・。
・14
何とか、暴走した霊子を押さえ、媒体となる
魔法具を破壊した私達は、取り敢えず安堵していた
しかし、若干一名を除いてはだが・・・
透明「・・・・・。」
美莉「・・・透明」
私は、放心状態のユマちゃんの隣へ・・・。
透明「ユマちゃん、ごめんね
せっかく、お師匠様から頂いた魔法具を
壊してしまって・・・」
ユマ「・・・・ぐすっ・・・私・・・もう・・・
師匠の元へは・・・帰れない・・・・・・
何をやっても・・・ぐすっ・・・中途半端だし
・・・・私は・・・師匠に合わせる顔が・・・」
透明「それは違うんじゃないかな」
ユマ「」
透明「君のお師匠様は、君を凄く心配しているんじゃ
ないのかな
魔法具を壊しておいて何だけど
お師匠様は魔法具よりもユマちゃんのことを
大切に想ってくれている
そうでなければ、ワザワザ面倒くさがりの美莉が
日本まで君を迎えには来ないよ」
美莉「コラコラ一言余計よ
・・・・ユマ大丈夫
」
ユマ「コクン」
美莉「私も、透明の言うことは正しいと思うよ
あなたの師匠は、私に必死にお願いしてきたのよ」
ユマ「」
美莉「どうか、ユマを無事に私の元へ連れて帰ってきて
くれってね」
ユマ「」
美莉「とにかく、無事でよかったよ」
ユマ「美莉さ・・・ん・・・」
ユマちゃんは、美莉に抱きつきながら大声で泣いていた・・・。
魔法というモノの凄さ、怖さ、そして偉大さ
今回、彼女にとって、自分の進むべき道の色々な面を
かいま見ることになった旅だったのかもしれない
しかし、それは彼女にとって大きな学びと強い意志に
つながったような気がしていた・・・
しばらくして・・・
昴「おじゃま~げっ
美莉
」
円「昴どったの
」
美莉「げっじゃないわよ
でも、本当にどうしたの
」
透明「俺が呼んだんだよ」
円&美莉「」
透明「昴この魔法具なんだけど
どうかな
」
昴「へ~っなかなか面白い魔法具だねぇ~
どれどれ・・・・・・・コレが・・・・・・・
・・・こうなって・・・・・・ふんふん・・・
・・うん・・・・これなら、何とかなりそうだぞ」
透明「本当助かるよ
」
円「もしかして、この魔法具を昴に直してもらうの」
美莉「本当にユマちゃん
魔法具直るって
」
ユマ「ほ、本当ですか」
昴「な、何だよ皆してって、この子誰
」
私は、今までの経緯を昴に説明した・・・。
昴「なるほどな~でも、本当に良いのか
この魔法具を使って魔法使いになるって言うことは、
その土地に縛られると言うことだぞ」
ユマ「・・・・はい私には目標がありますから
」
昴「目標」
ユマ「はい最初はその土地で、しっかりとした
魔法使いになります
その後は、私も円様みたいに・・・」
昴くん・・・かなり訝しい顔してますけど・・・
この後、ユマちゃんと美莉は、魔法具を昴に託して
ヨーロッパへ帰っていった・・・
それからしばらくして・・・。
昴「透明この前の魔法具、直ったぞ~
」
透明「おおありがと~う
助かったよ
何だか、皆を守る為とは言え壊しちゃったこと
気になってたから」
昴「まあ、これは俺が送っておくけど、お前にはコレな」
透明「んっ何コレ
・・・・・・。」
昴「それじゃ~、今週中に頼んだぞ」
昴は、紙だけ置いて帰って行った・・・。
透明「・・・・・・だぁ~~~~~~っ
美~~~~~莉~~~~~っ
請求しないっていってたのに~~~~~~っ」
(美莉「クスクス・・・私はね」)
透明「やられた~~~~~~っ
それに、昴のヤツ
○がひとつ多いだろ~~~~~っ」
秋の空・紙が飛ぶ飛ぶ・財布かな・・・(お粗末)
透明「魔女なんて~~~っ大嫌いだ~~~~~~っ
」
完
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
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コメント
良かった~❗️
さすが良い仕事をなさいますね~、
昴様‼️(≧∇≦)
ユマちゃんも良かったわ~。
でも、透明先生のお財布だけが残念でした…。
やっぱり請求書が来ちゃうんですね~。(^^;;
ひ、ひぃぃぃ…Σ(´□`;)
お値段も去る事ながら、壊れた法具をちゃっちゃらーと直してしまう昂さんに愕然…(´□`;)
スーパーレディたちの為に、透明先生は日々奮闘ですね(*´ω`*)ふふふ
紙は秋の空に飛んでいってしまっても、
透明先生にはもっともっと素敵なものが
たまっていきますね。
今回は、ユマさんに始まり、美莉さん、円さん、昴さんといろんな方に振り回されましたね。( ̄▽+ ̄*)ホロリ
翻弄されながらも、ビシッと決めた透明先生、嫌いじゃないです。
むしろ大好きです。( ̄▽+ ̄*)
今回もある意味、ハード(笑)
先生、お疲れ様でした…{CARR_EMO_334}
いつからか、そんな先生のお体の無事をお祈りするようになってましたが、財布事情までは考慮してませんでした(笑)
このシリーズ、改めて、キョウダイ皆様の能力の凄さに感嘆と…
…円さんの近所は安全なのか、むしろ危険なのか、更なる謎が…{CARR_EMO_334}
やっぱり、先生、魔女難の相が…(苦笑)
お察しいたします(^_^;)
とにかく、みんな無事で良かった~
魔法具も直ったし{スマイル}
後は、透明先生のもとに
プルトス・クランがあれば・・・
透明先生 みなさま こんにちは♪
今回もハッピーエンドで良かったぁ{ラブ}
…じゃないです!!…透明先生、受難でしたねぇ{涙}
それにしてもユマさんとお師匠様の師弟愛にもグッとくるものが
ありました。。お師匠様、ユマさんのことを本当に大切に思って
いらっしゃるのですね~。きっとユマさんは一人前の魔女に成長
されることでしょう。そして、その後は円さんと一緒に世界征服…?
おっと、これは また別のお話しですね…{汗}
先生、今回もお疲れ様でした{ハート}
透明先生、お疲れ様でした。
今回も色んな意味でキョウダイの皆さんに振り回されつつも
良い方向へ無事解決出来て安心しました。
最後の川柳?には思わず笑ってしまいました。
ユマさんの魔法具が直ってよかった!
お師匠さまからいただいた大切なものだから、どうなるのかと心配でしたがさすが昴さん(*´▽`*)
透明先生のお財布は大変なことになっちゃいましたが。。。(T_T)
二度に渡る高額出費やその諸々‥‥魔女に振り回されちゃう透明先生、楽しく読ませていただきました~( ´艸`)
透明先生、今回は振り回されっぱなしでしたね(苦笑){汗}
キョウダイみんなで助けあえるっていいなーと思いました{スマイル}{キラピンク}
ユマさんもたくましくなって帰っていきましたね{ガッテン}{YES}{キラリ}
先生のお財布も早くうるおいますように~{お金}{キラリ}
透明先生、こんにちは。
{CARR_EMO_85}が一つ多いって、壊しても平気なものでも、修理するとすごいんですね(@_@)
でも、ユマさんの魔法具治って良かったですね♪