今は昔の物語
・12
どれくらいの時間が流れたのだろう・・・
本来、魑魅魍魎とは、山や川の霊や妖精が
邪気によって変質してしまった存在
元は、この島を護っていた自然界の生き物が
呪によって変えられたと考えた方が良いだろう・・・
彼らは、贄となる依代を得ることで、この場所から
出たがっている
だからこそ、私にしがみついて来るのだが、
一度体内に入れてしまえば、私ですら意識を
乗っ取られてしまい、体中を侵されてしまう・・・。
私は、彼らを滅するのではなく、この場に
いられないように存在自体を一度霧散させ、
あるがままの姿に戻す方法をとりながら、
梵字を配した手足で対峙していた
透明「ハァハァハァハァ・・・くっ
」
500を越えたくらいから、記憶が曖昧に
なっている・・・。
一体、どれだけの魍魎達が封じられていたんだ
これだけの仕掛けをしなければならないほど、
大切な何かが、ここにはあるというのか
意識が飛びそうな中、必死で身体を動かし続ける
透明「」
突然、攻撃が止む
透明「ハァハァ・・・何だ
・・・ハァハァ・・・息が続かない
」
目の前には、未だ距離をとってコチラをうかがう
魍魎達がいるのだが・・・。
透明「・・・・んっ」
魍魎達の視線が、ある場所を視ている
透明「こ、これって」
そこには、何時落としたのか
昴からもらった御守りが落ちていた・・・。
透明「そうか・・・助かったよ
昴
この子達は、魑魅魍魎となっても
妖精や自然霊達・・・妖精王の気質には
躊躇があるというわけか」
私は、昴の御守りを握りしめ、その場にへたり込む・・・。
透明「まったく・・・最初から、御守り出して
おけばよかった
でも、この子達をこのままにはしておけないから、
結局は、もう一手、対峙しないといけないか
でも、呼吸を戻す時間が取れて助かった」
残り・・・見た目で100とチョイ・・・。
私は、残りの魍魎達を自然へとかえすべく、
再度立ち上がる
しばらくして・・・。
透明「ハァハァハァハァ・・・終わった~
取り敢えず、第二関門突破かな
それにしても・・・・腹減った~っ」
気配の無くなった地下2階で、一度本格的な
休憩をとることに・・・
持参したおむすびを頬張りながら
次の階へ潜る準備を進める・・・。
続く・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
おすすめのお店で~す
是非役立ててくださいね
ポチしてくれると励みになります
コメント
“ありがとうございます”って私がコメントするのも変だけど、なんにせよ自然霊や妖精さんが解放されてよかった✨
そして、怪我せず良かったです。
透明先生、お疲れ様でした😭
次の階もファイトです💪
画面の向こうからハラハラ応援しています💦
600超えですか…;;
その数相手は例えゲームだとしても根をあげたくなる数です。
しかも全部救うんですね。。
大変お疲れさまでした(>_<)!!
毎日余裕のない生活で、なかなかゆっくり
コメントを書き込めない・・・・
ですが、魔道の日のお願いはしっかり頑張りました。
今、お願いしたことを実現すべく、一歩ずつ前に踏み出しています。
透明先生がこうして、がんばっていらっしゃるのですから、
私も前に進まなくては!
いつも勇気をいただきありがとうございます{ラブラブ}
先生、皆々様、おはようございますm(_ _)m
私も、魔導の日、無事に(笑)済ませられました。
今年はコメント欄に『忘れちゃったよー(;´Д⊂)』と、読んでて切ない書き込みが無かったようで、先生の声かけ、万歳( ノ^ω^)ノ
あ、あと、昴さんの法具経由のご協力について、教えてくださった皆様、この場を借りて、お礼申し上げますm(_ _)m
改めて昴さん、ありがとうございました!
そしてここ最近、激しい気候変化には体調が崩しやすくなりますので、先生方はじめ皆々様、気をつけましょう~~
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今回の感想。
そこにいた魑魅魍魎(漢字テスト出題されたらムリ)には、元々はきっと清らかだった存在でもあったんですね……
片付いた(この表現正しいのか?💦💦)空間で、お握り頬張る先生……
確かに、かなりの肉体労働のあとですから、空腹も当然です
しかしまず、そこで召し上がることが、先生、凄いです~‼
大きな荷物の理由は……もしかしたら、沢山のお握り?
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全身全霊の否定をされた感じがしました(^_^;)
それにしても永久法陣っって、一体どんな状態、どんな姿しているんでしょう
涙が出そうになりました(T_T)
元はキレイな子達がそんな風に変わってしまうなんて…。
いつの時代に作られたのか分からないけど、100年単位で幽閉されてたんだろうから魍魎たちも辛い環境の中耐えてきたのか
昴さんがこれ見たら怒るだろなぁ
いや、激昂するな、昴だけに