エピソード・ゼロ (私が私である為に・・・。)・3
奥の間は、道場で怪我をしたり調子が悪くなった
人のための医務室でもあり、漢方薬や薬草など
色々な種類の薬が用意されていた
私達も怪我をする度によく使っていた部屋
なのだが、若干1名だけは、別の用途で
良く出入りしている・・・
薬草室の前に立った私と師匠は、中から
異様な声を聞く
陣「ふごっ」
透明「・・・・・・。」
師匠「・・・・・・。」
透明&師匠「・・・帰ろう」
恐る恐る薬草室を後にしようとした私達・・・
「がらがら」
円「こら~~~っ
どこに行く~~~っ」
透明「」
師匠「」
円「透明早く来なさいよ~」
透明「い、いや、今日は、お腹の具合が・・・」
師匠「おお~それじゃ~透明頑張って」
透明「あっ裏切った」
師匠「お、おまえ人聞き悪いこというなよ~」
円「あっ丁度良かった先生にも聞きたいことが
あったんだ」
師匠「へっ」
透明「・・・(策士策に溺れる)」
しぶしぶ薬草室に入る2人・・・
そこに、幸せそうに寝そべっている男が一人・・・
ご愁傷様・・・
円「先生この薬草とこの薬草を2:3で混ぜて
術式を構成してみたんですけど」
師匠「・・・ま、円くん これ、何の魔術」
円「えっ 嫌だな~これって、潜在意識を活性化
させる術式じゃないですか~」
師匠「・・・・・・・・。」
円「・・・あれっ 違う」
師匠「・・・多分・・・」
円「あ、あははっ 間違っちゃった~てへっ」
透明「てへっ じゃな~~~い
じ、陣大丈夫か~~~」
陣「・・・いひひひひっ・・・。」
師匠「うわっキモッ」
透明「(せ、先生が言う言葉ですか~)」
師匠「う~ん・・・これって、夢に願望が
現れる感じになっちゃうかな」
円「ほほ~うメモメモ」
透明「メモ取ってる場合か~」
師匠「大丈夫少ししたら元にもどるから」
透明「い、いやそういうことじゃ・・・。」
円「う~ん、やっぱり魔術は奥が深いわ~」
透明「円~お前、何で俺達ばかり実験台に
するんだよ~」
円「えっ だって、あんた達なら死なないでしょ」
透明「い、いや死ぬかもしれないんですけど・・・」
円「それに、他の人にやったら、犯罪になるかも
しれないじゃん」
透明「・・・十分犯罪です」
瑠璃「あれ~何してるの~」
流奈「どうしたの」
美莉「ありゃりゃ~」
怜「・・・また、円・・・。」
昴「お、おい、陣だ、大丈夫か~」
透明「あれっみんな来てたの」
流奈「えっ今日、この時間に集まるように
先生に呼ばれてたでしょ」
透明「・・・あっそうだったかも
いつも来てるから忘れた」
8人揃い踏み
この後、師匠からの一言が・・・。
続く・・・。
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コメント
小悪魔の円ちゃん登場でわくわく~{CARR_EMO_65}
中学生の時に白魔術の本を買って読んでたけど、
何かリアルに感じてきた{CARR_EMO_334}
いったい師匠は皆に何を伝えるの?
次回うっP楽しみにしてます{CARR_EMO_392}{CARR_EMO_330}(インカローズちゃん風)
てんちゃん
やっぱり {CARR_EMO_38}魔法だぁ。
かぼすちゃん 次回うP超楽しみにしてましょうね{CARR_EMO_38}{CARR_EMO_38}{CARR_EMO_38}
「てへっ{ラブラブ}」って
わぉ{ルンルン}円さんの小悪魔っぷり素敵過ぎです{キラリ}
そして師匠からのお話って・・・
まだまだこの先の展開が楽しみです{うさぎ}
素敵ぃ~{ラブラブ}
皆さん揃い踏みっ!!「夢の共演」{キラリ}って感じ??
「まじかるパフュ~ム~」の時といい・・・陣さんは小さいころから興味シンシン何でもチャレンジャーだったんですねぇ~{YES}
それにしても
お師匠様からの一言・・・うぅぅ・・・待てないっ{怒}
みんなのアイドル円さん{ハート}
薬草怖いけど、効きそう
どんなのができるのか、楽しみに見てます。