おもいもおいも・2
透明「や、八巻先輩 そ、それって
は、犯罪じゃ~」
八巻「ええええ~~~っそ、そうなのか」
透明「い、いま気づいたんですか~っ」
八巻「だ、だって この子のお母さんから
トイレ行くから見ててくれって」
透明「だ、だからって、こんなところまで
連れてきちゃダメでしょ~~~う」
八巻「い、いや 違うんだ 聞いてくれ
その後、10分経っても20分経っても
その人戻ってこなくって
近くの女性にトイレの中を探して
もらったんだけど、誰もいないって言うし、
こういう場合、どうすれば良いのか
わからなくて・・・つい」
透明「・・・つい・・・連れて来ちゃった・・・」
八巻「そうそう」
透明「(ま、巻き込まれた・・・。)」
八巻「どうしよう」
透明「・・・・・・・」
私は、八巻先輩の後ろにいる男の子に
話しかける・・・。
透明「こんにちは 僕、お名前は」
海斗「みず・の・・・かい・と・・・。」
透明「そっか~ 海斗くんか~
海斗くん、自分のお家の住所か電話番号って
わかるかな」
海斗「・・・・・フルフル・・・。」
透明「・・・そっか~わかんないか~」
八巻「ええっ ど、どうしよう」
透明「せ、先輩 少し落ち着いて
冷蔵庫にお茶ありますから」
八巻「おおっいただくよ」
透明「海斗くんも何か飲む」
海斗「・・・・コクリッ・・・。」
透明「ささっここで立ってても仕方ないから
中に入って座って座って」
私は、海斗くんを部屋の中へ入れ冷蔵庫から
ジュースを取り出し海斗くんに渡した・・・。
・・・う~ん・・・こりゃ~間違いなく
故意に母親においていかれた感じだな~
・・・それに・・・その事を海斗くん自身が
理解している・・・かわいそうに
だけど・・・どういうわけか 海斗くんからは
家に帰りたくない気持ちが見え隠れしている・・・。
・・・さて・・・どうするか
透明「八巻先輩ちょっといいですか」
八巻「う、うんなに」
透明「ちょっと、海斗くんを見ててもらえますか」
八巻「お、お前もばっくれるつもりか~」
透明「アホなこといいなさんな
大体、ここ誰の事務所だと思ってるんですか」
八巻「あっ そっか」
透明「ちょっと、海斗くんの聞こえないところで
電話してきます こういうことに強い人が
いるので・・・。」
八巻「わ、わかったなるべく早く帰ってきてくれ
お、俺、子供苦手なんだよ」
透明「は~ぁ・・・わかりました」
私は、事務所を出て携帯電話で電話をかける
「プルルルルルッ・・・プルルルルルッ
ガチャ はい 良清園です」
透明「あっご無沙汰しております透明です」
加瀬「あら 珍しいわねどうしたの」
透明「じ、実は・・・。」
この状況で確実に一番頼れる人
私は、良清園の加瀬さんに相談するため
電話をかけ事情を話すことにした
続く・・・。
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コメント
透明先生、こんばんは{CARR_EMO_410}。
かいとくん、置いていかれた事を理解しているなんて切ないです{CARR_EMO_373}。
でも透明先生のとこに来れて良かったです{CARR_EMO_373}。
事情があるにしても物騒な世の中だから…。
どんな展開になるのか固唾を飲んで見守ります!
海斗君のお母さんなんらかの事情が有るにしろ
海斗君の気持ちを考えたらせつないです{グズン}
透明先生の海斗君に取って良い解決策を願っております{YES}
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