百忌怪談・11
透明「これは、5年前の冬の日の話・・・。」
陣「ゴクリッ」
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
その日は、東京でも珍しく雪の降る日だった
透明「はぁ~寒い寒い
今日の鑑定終わり早く帰って
温かいモノでも食べよう」
「カラン!カラン!」
透明「あれっ
今日は、もうお客さんはいないはず・・・。」
予定表を見ながら、再度今日の予定を
確認する・・・。
透明「おかしいなやっぱり今日は、
ここまでだよな~」
私は、扉を開け玄関を確認する・・・。
透明「・・・誰もいない・・・気のせい」
きっと、風で扉が揺れたのだろう
私はそう思いながら、扉を閉める・・・。
透明「ゾクッ」
い、今、目の端に何かがいたような・・・
私は、扉の隙間から、扉の裏を覗き込む
透明「・・・・・誰もいない
気のせいか」
そう言い振り返った瞬間
「代わって~~~~っ!!代わって~~~!!
私と代わって~~~!
私の代わりに死んでくれ~~~~っ」
振り返った私の目の前には、長い髪で顔が
覆われ、真っ赤な服を着た女性が私の足に
しがみつきながら、しきりに代わってくれと
叫んでいる
その真っ赤な服は水気を帯びており、
その色が彼女の血液で染められたものだと
いうことが一目でわかる
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
円「ちょっ、ちょっと」
怜「・・・・・」
陣「お、おい・・・出だしから・・・」
母親「」
坂下「」
田端「」
all「怖いよ~~~~~っ」
透明「へっそう」
陣「いきなり過ぎない・・・」
円「あ、あんた、話し方怖すぎ」
怜「・・・稲川○○かい」
透明「えっえ~っとそれじゃ~止める」
陣「逆に気になるわい」
円「普通でいいから普通で」
透明「わ、わかったよ淡々としゃべるから」
陣「よ、よろしく」
続く・・・。
おすすめのお店で~す 是非役立ててくださいね
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コメント
うわー
いいとこで終わった(^◇^;)
気になる(^o^;
………悪意を感じます(笑)
めちゃめちゃ気になります!!!!
その後お元気でしょうか?(^_^)
あれ、透明先生の事務所って結界が張ってあるんじゃなかったっけか?
ただの悪ふざけで入ってきたのか、まだ悪い方に堕ちていない霊なのか・・・
ただ、ホラー映画でよくある振り返ると目の前にいるパターンは、典型的なものではあるけれどいつになっても慣れるものではないですねー{汗}
透明先生{ハート}こんにちわ
怜さんは普通の人には理解することの出来ない
孤独で大変なお仕事を人知れず、頑張って
されてるんだなぁ{グズン}と思い感謝{キラリ}{YES}し、
背中ゾクゾク{げっ}させてお話、読んでましたが、
先生の話は更に、輪をかけて超怖わっ{どくろ}{げっ}{汗}
今までのブログの怖いお話を又、思い出してしまいました。
夜、眠れなさそ~{ショック}{汗}
音声ありだったら、おどろおどろしさ、甚だし…
活字だから、ま、まだ大丈夫…!(^Д^;)ゝ
↑強がり(苦笑)
血まみれとか、目にしちゃったら、怖さより先に、思考回路が硬直してしまうな…
先生の書き方毎回引き込まれます!
そして今回は久々に怖そうな予感( ´∀`)
夜はあまり読まないようにして、続き楽しみにしてまーす!
怖いのに笑っちゃったジャないですか!!笑