ご近所大戦争・4
透明「じゃぁ、順序立てて説明するね」
高山「は、はい」
透明「まず、高山さん達が角さんのことをとやかく
言った日、皆さん、角さんに対して敵意を持って
帰ってるんだ まあ、それだけ町会の仕事が
皆さん嫌なんだろうけどそれが全て角さんの
せいみたいになっちゃってるみたいだよ」
高山「えっそこまで
」
透明「こうなると、何が起こるかわかるよね」
高山「・・・まさか」
透明「そう、角さんに対して、町会の人達全員からの
嫌がらせが始まったんだよ」
高山「で、でも 私のところにも・・・。」
透明「例えば空き缶は、角さんの家に投げ込まれようと
したものが、高山さんの家に入って来たものだし
消防やピザもたった1つしか違わない住所を
やっている人が間違って記憶しているみたいだね」
高山「・・・そんな~」
透明「釘や落書きは、それをやっている大人を見た子供達が
面白がってやっていることみたいまあ家を間違えて
いるけどね」
高山「・・・。」
透明「勿論、洗濯物は本当に風が強くて高山さんの家に入って
しまったもので、悪気は無かったようだし、
音楽は、ひとつ別の理由があるみたいなんだ
でもね 高山さんがやられている以上に角さんは、
もっと色々なことをされているんだよ
こんなに頻繁に色々な嫌がらせをされると、
疑心暗鬼になって
もしかしたら、高山さんがやっているんじゃないか
って、疑われて様子を見るのに隠れてのぞき込むことぐらい
しそうだよね」
高山「わ、わたし、もしかして・・・。」
透明「そう
とんでもない誤解と、とんでもない事しちゃったんだよ」
高山「ど、どうしよう・・・わたし・・・」
高山さんがことの大きさに気づき、涙している。
透明「この、ご近所での大戦争は、一方的な弱い者いじめだよ
キツイこと言うけど高山さんの場合
その引き金を引いた首謀者だし、飛び火は自業自得なんだよ。
噂話も良いけど、表面的なものだけ見て判断してしまうと
取り返しのつかないことをしてしまうことだってあるんだ
高山さん ここで、しっかり学びなさい
」
高山「はい・・・グスッ」
透明「大切なのは
興味だけで人を知るのではなく、
本当の意味で相手を知りなさい
何故、角さんが町会に出られないのかこれだけのことを
されていても、引っ越しや反撃をしないのかわかる
」
高山「すみません・・・わかりません」
透明「角さんは・・・。」
何故角さんが大人しくしているのかには、ある理由があるようです
次回角さんのことを、少し知り
どう対処して行くのが最善なのかを考えて行きます
続く・・・。
これで多くの人が悩みを解決できるかもしれません
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コメント
透明先生、こんにちは
興味だけでなく本当の意味で人を知る…人間関係が希薄な世の中、そういう人間関係の基本、みんな忘れて過ごしている気がします。
噂話を聞く方も、聞いた話だけで人を判断しないで、自分の目と耳で見て聞いて、感じて相手を判断しないとダメなんですね(>_<) でも、こんなこじれた関係、どうやって直すんですか!? 次回も勉強させていただきまーす☆
ご近所に限らず、往々にしてありますよねぇ・・・続きが気になります。
てんちゃん
そっかそっかそうですね。
おとなしく観察してからに しましょうね。角さん マンションで 犬でも 飼ってるんでしょうかねぇ(^_^;)
次回うp楽しみにしてます{CARR_EMO_38}。
チャンスをください。
お願いします。
ご多忙とは思いますが チラっとお願いします。