見えないその手を掴むもの
・16
透明「河崎さんに協力して貰いたいのは、
2つです
一つは、淳也くんの魂を守るために、
冷静になっていただくことです
」
河崎「そ、それは、どういう
」
透明「これも、冷静に聞いて欲しいことなのですが、
今の淳也くんの魂は、かなり危険な状態で、
強い衝撃を与えてしまうと、魂自体が、
崩壊してしまうかもしれません
」
河崎「た、魂が崩壊
」
透明「魂は、非常に強いエネルギーの塊です!
普段は、肉体という防御壁に守られ、傷つくことは
無いものなのですが、淳也くんの魂が肉体から離れた
今の状態では、かなり無防備な状態になっているのです
その上・・・・。」
河崎「その上・・・な、何でも言ってください
ちゃんと、聞きますから
」
透明「・・・・淳也くんは、お母さんを色々な脅威から
身を挺して守っていたようで・・・魂に大きな傷と
小さな傷がかなり・・・
」
河崎「
・・・そう・・だったのですか・・・
その傷は、何が原因だったのでしょうか
」
透明「うっ・・・・
」
河崎「先生
」
透明「わかりました
あまり、回りくどい言い方はやめて、
単刀直入にお話します
まず、河崎さんは、厄年です
この厄というものは、非常に厄介で、簡単に言うと
厄のせいで、河崎さん自身も運が使えず無防備な状態に
なっています
その為、淳也くんは厄から来る厄災を一身に受け止めて
河崎さんを守ってくれていたのだと思います・・・
その上この家は、家の家相と外の風水条件も悪く、
色々な脅威にさらされています
先程、それらの脅威に対しては、処理しましたが、
今までは、それらの要因からくる災いからも淳也くんが
守ってくれていたようです・・・
」
河崎「そ、そんな・・・。」
透明「そして・・・河崎さんは、良かれと想って
おこなっていたのだと思うのですが・・・
〇〇会からいただいた御札は、霊を引き寄せ、この家に
閉じ込めてしまう効力がある封印の札だったのです
その方が、どういう手法で家を守ろうと考えたのかは
わかりませんが、もしかすると、霊を閉じ込めてから、
祓いの義で一網打尽にするつもりだったのかも
しれません
」
河崎「あっ
そ、そういえば・・・札をはってから、
何度かお祓いに来られました・・・
」
透明「やはり・・・ですが、霊は引き寄せられ続け、
家から出られない状態でしたので、閉じ込めた
河崎さんに対して、札を剥がさせようと警告を
出し続けたのだと思います・・・もちろん、
霊障を起こそうと思ったモノもいるのですが、
これも淳也くんが身を挺する形で守ってくれて
いたようです・・・。」
河崎「私は・・・何も知らずに・・・
」
透明「もちろんですよ
河崎さんは悪くないですから、
ご自分を責めたりしないでください
淳也くんもそのことは分かっていると思います
」
河崎「淳也・・・・
」
透明「そして、先程お話ししていた祓いの義ですが・・・。
痕跡を視る限り、かなり手荒いものだったように感じます
この方法では、呼び込まれた霊だけでなく、この家でお母さんを
守っていた淳也くんにも強い影響が出てしまいます・・・。
これらの要因が、淳也くんの魂を傷つけ、危うい状態にして
しまったのだと・・・。」
河崎「全部・・・私が・・・
」
透明「それは違います
」
河崎「
」
透明「河崎さん
人は、弱い生き物です・・・
息子さんを亡くし、旦那様と離れ、一人では広すぎる家に
残された河崎さんのことを考えると、心が痛みます
誰かに寄り添い、自分を支えることも、大切です
河崎さんは、悲しみを乗り越える為に、必死で頑張って
きただけです
結果はどうであれ、河崎さんは、前に進むために頑張って
来たのですから、自分を責めたりはしないでください
淳也くんもそれが分かっているからこそ、自分が
お母さんを守るんだ
と頑張ってくれたのですから
」
河崎「ううっ
・・・淳也・・・
」
透明「ですから、今度は河崎さんが淳也くんを守ってあげましょう
そのためには、これ以上、淳也くんの魂に負担をかけてはいけません
特に、お母さんである河崎さんと淳也くんの心はつながっている
もし、河崎さんが取り乱せば、淳也くんも取り乱して、
魂に負担がかかってしまいます
ですから、なるべく冷静にお願いします
」
河崎「・・・わかりました・・・今度は私が、淳也を助ける番です
そういえば、もうひとつは
」
次のお願いが一番難しい・・・。
私は言葉を選びながら話始める
続く・・・。
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コメント
払いの義ってなんだか怖いですね。
宗教の問題は難しいです。
お隣から勤行の声が聞こえてくると、頭痛と体の左側の痛みがやってきます。
亡くなった息子さんの霊を成仏させなければならないけど母子の思いが強く執着になるとその妨げになるし…
透明先生 みなさま こんばんは♪
今回のお話し、涙無くしては読み進むことが
できません…{ごめんなさい}
親が子を思う気持ち、子が親を思う気持ちって
こんなにも深いのだなぁ…と。
そして、肉体を無くして魂だけの存在になっても
親子の縁はこれほどまでに深い{YES}。。。
淳也くん、こんなにボロボロになってまでお母さんの
ことを守っていたのですね…(ToT)
これまで鑑定ファイルを読ませて頂いて少しづつ
理解してきたことですが、除霊とか浄霊って、
霊体お一人お一人と対話して、気持ちを汲み取って
あげて納得してもらって、あの世へ送り出すという
作業なのですよね…?
先生はこれまで何人も、いや、何百何千という霊たちを
時間をかけて丁寧にあの世へ送ってこられたのでしょうね。
その手間と膨大な時間と労力のことを考えると…気が遠く
なります。ただただ尊敬です…{ごめんなさい}
本来ならば、それだけの手間をかけてあの世へ送り出す
はずの霊を、お札で閉じ込めて十把一絡げにして蹴散らす
ようなことをする宗教団体があるのですね…。
そのお札がある限り霊が集まってきて障りを起こす。
そのたびに「除霊」と称してやってきては祈祷料を取る。
よく出来た仕組みですね。…恐ろしいです。{どくろ}
鑑定ファイル70の「無知と無謀」を思い出して、もう一度
読み返してみました。あれにも似通った要素がありましたね。
自分がしていることの何たるかを知らずに、霊のみならず
生きている人間をも苦しめる…あってはならないことだと
思います。
先生の「もう一つのお願い」って何なのか?が気になります。
次回の更新も見逃せません{びっくり}
言葉を選ぶほど難しい、でも淳也くんにとって救いになるなら……
もしかしたら
おかーたんとおとーたん…
河崎さんご夫妻の再構築かなあ。
ご主人さまが淳也くんの魂の危機を理解してくれると良いのだけれど……