木が語る人生・7(死と病の章)
透明「この部分は、正直説明が難しいんだけど
しっかり聞いてね」
恵那「はい」
透明「さっき恵那ちゃんが聞いてた子供のことも含めて、
枝が途中で途絶えてしまう現象は、いくか存在するんだ
もちろん最初から、そこで木人図を終了するように
作って来ている人もいるんだけどね」
恵那「えっ 小さな子供でも
」
透明「うん この世の修行っていうのは、
人生が長いから良いというものでもないんだ
その短い人生で何を学ぶのか 何を残すのか
それは短い時間でも得ることは出来るからね
恵那ちゃんのご両親もお姉ちゃんも、
木人図でそこを終着地点としていたから、
あの事故はご家族にとって当たり前のように
起こってしまったんだ
大切なことは、残された恵那ちゃんが
ご家族に何を想い、これから何を感じて生きて行くのか
それが、恵那ちゃんの修行なのかもしれないね」
恵那「うん・・・。
じゃあ、お父さんも、お母さんも、お姉ちゃんも
ちゃんと人生をまっとうして帰ったんだね」
透明「そうだよ」
私は、恵那ちゃんの頭軽く撫でる
恵那「よかった・・・」
今の恵那ちゃんだから言える言葉かもしれない
そう思えるくらい、彼女は家族の死と向き合えている
たいした子だ
透明「さて、ここからが問題なんだけど
はじめから木人図が短い人生では無い場合もあるんだ」
恵那「」
透明「例えば、死神」
恵那「死神」
私は、死神について恵那ちゃんに話して聞かせた
皆さんは、鑑定ファイル21・ワンだ振るDays・4
を参照してくださいね
恵那「こ、こわ~っ」
透明「まあ、死神も恐いけど、強制終了になる要因は
もう一つある」
恵那「ま、まだあるの~っ ひぇ~っ
」
透明「ひとつ覚えておいて欲しいんだけど
もともと木人図にある枝はその人にとって
必要悪とされているものばかりなんだ」
恵那「苦労が」
透明「そうこの枝は自分にとって、今足りないモノが
あるからこそ入ってしまうもの
だからこそ、苦労してそれに気づき、正すように
修正をかけられるチャンスでもある
だけど、もし数ある枝の分かれ道で、
同じ過ちを3回してしまうと
枝の三つ折れという現象が起こってしまうんだ」
恵那「三つ折れ」
透明「要するに3度の同じ過ちを起こすと、
その先の道に虫がつく
その虫は、枝を徐々に蝕んで行き、
しまいには枝を折ってしまう、恐ろしいものなんだよ」
恵那「いや~~~っ
虫嫌い 恐いよ~~っ
」
透明「まあね でも、事実だよ
正直言って、おっかないことだけど、
それだけ、人は学び変われる生き物なんだ
だからこそ、その人の人としての力を信じて、
この制度があるんだと思うんだ」
恵那「・・・もし、虫がついたら、どんなことが起きるの」
透明「枝が折れてしまえば、強制終了
突発的な事故や事件に巻き込まれたり
病を患って亡くなってしまうことも多い」
恵那「やっぱり、死んじゃうんだ」
透明「う~ん、実はそうでもない」
恵那「えっ」
透明「この虫がついても助かる可能性がひとつある
それは、虫がついてしまってから、病気になった場合」
恵那「」
透明「もちろん、この病気は、人が亡くなる可能性をもった
病気なんだけど
実は、この場合の病気は、自分を見つめ直させる
チャンスでもあるんだ
この病気と闘いながら、自分の人生を改め、
病気が治った後の自分をしっかりと定め、
希望をもてれば、虫が枝を食い破る前に、
その道を通り抜け
もう一度、自分の人生を歩めるようになるんだよ
だけど、もし途中で諦めるようであれば、
虫は容赦なく枝を食いちぎってしまうけどね」
恵那「そっか~っ じゃあ、世の中の病気ってこれが原因
」
透明「これも、ひとつかな
もともと病気になるというのは、4つの原因がある
1つは、死神によるもの
2つ目は、この様な木人図の三つ折れ
3つ目は、木人図に病気になることをワザと描いてきている場合
最後の4つ目は、自分自身の不摂生によるもの
このどれもが、病気の原因になる」
(※1.3.4は、自分が幹にいる場合と枝にいる場合
どちらでも起こりえます
4つ目場合、不摂生が原因で幹から枝に入ることも・・・)
恵那「病気をワザと描いてきている人もいるんだ~」
透明「そうだよこの場合、虫とは違って病で修業を終了するように
自分で描いていなければ、枝が折れることは無いけど
そこで大切な何かを得る必要はあるんじゃないのかな」
恵那「なるほど~っ 何となくわかった
」
何となくですかまあ、少しでもわかってもらえれば、いいか
透明「後ね、もう一つ死について話しておきたい
ことがあるんだ」
恵那「」
透明「それは、自殺について・・・。」
恵那「自殺・・・」
死と病の章、もう少し続きます
続く・・・。
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コメント
人生って、重いですね
修業なんですか…
しっかり自分と向き合う事と諦めないことが大切なんですね。
最近なんにも出来てない。していない。ごまかして諦めている自分が居ました。
今回改めて身に染みてます。先生ありがとうございます。
てんちゃん
私も今。希望みつけちゃいました。
諦めないで 幹に絶対戻って 頑張って、ちょっとでも、何かエンターテイナーになってみたいと 心に決めちゃった インカローズなのです。修行はつづく…{CARR_EMO_38}
次回うp何だか… こわ楽しみに待っています。
透明先生こんにちは{スマイル}
今回の章も、すごく為になりました。
6年前に、死を考えさせられる病気になりました{げっ}
でもその時は、不思議と死ぬ気はしませんでした。。。何故か。
ただただ、自分がいかに恵まれた環境にあったか
いい人たちに恵まれているかということに気付き、感謝する気持ちばかりだったように思います{YES}
これって、大切なことは何かを学ぶための修行だったのですかね。
また今、改めて先生のブログに出会い、感謝するということを
忘れてはいけないなぁと振り返させられている私なのでした{YES}
こんにちは、透明先生{スマイル}
毎回興味深い内容で考えさせてくれる{止まるひよこ}このブログに感謝しています。
ふと疑問に思ったので質問させてください。
最近ニュースで幼児虐待の悲惨な事件を目にします。
命を落としてしまった子供もいたり、本当に悲しい事件です。
その子供の木人図は最初からそう言った経験をするように書かれていたのでしょうか?
生まれて直ぐに命を絶たれては、「人生をまっとうした」とは考えにくい気もします。
あと、虐待されるのを分かった上で、そんな親を選んで生まれてきたのでしょうか?
それとも親の罪の身代わりとか死神の影響とかなのでしょうか?
こんな悲しい事件が起こらない世の中になるために、小さな事からでも自分が何か出来るか考えて見たいと思います。
とても深いです
自分がちゃんと修行ができているのか
でも先生に出会えたということは
ちゃんと修正できるように
導いていただいているのだなと
感謝しています
徳が積めるように
修行、頑張ります{ガッテン}
>とらじゃさん
確かに、虐待のニュースを見ると心が痛みます{ごめんなさい}
私のところにも、そう言う相談がある時があり、子供や親の
叫びを聞いてきました。
私から言えるのは、虐待されている子供の木人図を視るかぎり、
ほとんどの子は、虐待されると分かっていながらもその親を
選んできています{ごめんなさい}
各家庭にも色々な事情があり、虐待をする親は、自分も子供の
時に虐待を受けていた親や、心の病気を患っている人でした。
子供たちの木人図には、決まって書かれていたことがあり、
自分がこの親の子として産まれ、親の心の病を治すんだ{びっくり}
と言う切なる願いが込められていました{ごめんなさい}
中には、自分の死によって、親の病気を治させようとする子さえ・・・。
ですが、大半の子はこれから先の人生を木人図通り生きることが
不可能とされ、死神の判断であの世に戻されることが多いようです。
私としても、虐待という行為自体は決して許せないと想っています。
ですが、それぞれの事情を考えると、何が正しいのかは私でも
判断できずにいます。
私も、私の出来ることからこのような事を少しでも
減らせるように手を尽くしてみようと想っています。
拙い回答ですが、ご了承ください{ごめんなさい}
命をかけても親の病気を治そうとするなんて
あの世のシステムの慈悲深さと厳しさに
心打たれる反面、悲しさも感じます。
先生が相談に乗る場合、この世の(実質的な)事を考慮するだけでなく
あの世の事も範疇に入れて問題解決しなければならないんですね。
あまりにも考えることが多そうで、(自分にはとても想像できませんが)先生のご苦労が大変なものと思います。
(全然根ないのですが)少しでも世の中が良くなるために、できるだけ笑顔でいたいと思います。
上手く言葉に出来なくてすみません{げっ}{汗}
いつも丁寧な返事をいただいて感謝しています{キラリ}
番外編もとても勉強になります。
どうかお体お大事にしてくださいね{ふたば}
次の更新も楽しみにしています{ハッピー}
うゎ、脱字すみません。
>>(全然根ないのですが)
(全然根拠ないのですが)のミスです{涙}