エピソード・ゼロ (私が私である為に・・・。)・11
円「うんしょっうんしょっ
よしこれでOK
さぁ~ 闇の子ちゃん、いつでも
いいわよ~」
私は、昼間のうちに得意の法陣を地面に
構築していた
それは、この土地でしか出来ない法陣式
木々の配置、石英を多く含んだ石があることが
条件となり発動する
円「闇には光ってね~」
光の法陣式相対する力は消滅を呼ぶ
円「あれっ・・・そう言えば、ここって、
石英がとれる場所
・・・・・まっ、いっか~ 自然とあったんだから
とにかく、これで安心安心」
時間が経ち、闇が辺りを覆う頃
例の気配が集まりだす・・・。
円「・・・・・やばっ緊張してきた」
法陣があっても、この嫌な緊張感には慣れず、
法陣の真ん中でうずくまる私・・・。
円「ひぃ~ん・・・こわいよ~~~っ」
どれ位経つのだろう
結構な時間が経っていた・・・・
円「イライラッ・・・ちょっと~~~
なんでこっちに来ないのよ~
法陣に入らないと意味ないじゃ~ん」
相手は、法陣の周りを回っているようにも思える。
しかし、どれもけっして法陣には近づこうとしない
私はその日、イライラしながら夜を明けた・・・。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
美莉「くっ どうなってるの」
先ほどから、前方を闇が通り過ぎている
私は、先生からもらっていたライターで
火を灯し、闇と対峙していた・・・。
美莉「なんでなんで力が届かないの」
私は、自分の力を最大限まで使い命令する
美莉「姿をみせなさい」
闇「・・・・・・・・。」
美莉「 どうしてなんで効かないの」
闇の住人は火には近づかない・・・。
しかし、相手を捕捉出来なければ、打つ手もない
この日、私はクタクタになるまで力を使い続け
一夜を過ごしていた・・・。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
怜「・・・・熱い・・・・。
でも、火を焚いておかなきゃ・・・」
わたしは、先生からもらったライターで火をつける・・・。
残念ながら、男子には配られなかったようだけど・・・。
・・・・・・・・・・・くすっ
怜「・・・・あっ・・・来た・・・。」
・・・・・・・・闇の人が来た・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・何にもしてこない・・・
でも、威嚇はしてる見たいね・・・・・・。
怜「ゲート・・・オープン・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・今日は、死ぬ予定じゃない
みたい・・・・・・寝よ・・・・」
私は、痛い地面をゴロゴロしながら安眠した・・・。
続く・・・。
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コメント
透明先生、おはようございます。
お師匠さんの愛情が山の中にも、ちらほらのぞいてますね。
過酷な修業も大きな、お師匠さんに優しく守られてますね。
とっても、心が温かくなるのを感じながら読ませていただきました。
ありがとうございます。
先生おはようございます{晴}
闇の人達が遠巻きで・・・
さらにはどうにもならない状況だと
焦りや恐怖や怒りや疲れだったり・・いろんな感情が出るんですね
一夜{月}を過ごしたその先に何が待ってるのか
次回も楽しみにしております{うさぎ}
透明先生 こんばんは{流れ星}
「闇の人」その正体は一体なんでしょう…?{どくろ}
人里離れた山の中だけではなく、都会や私たちの生活の中にも紛れ込んでいる者なのでしょうか{ショック}
想像しただけで怖いです{ハートブレイク}
ドキドキしながら次回を待ちます。
師匠、女の子にだけライターを内緒で渡したんだぁ。
優しいねぇ{ラブラブ}
さすがお師匠様{ラブ}
厳しいだけでない、ここぞの思いやりが素敵だわん{いぬ}
てんちゃん
闇の得体の知れない正体って、…
一人?複数?
なんだかなぁ、暗闇が怖いから家でも ライトつけて寝ている 私なのです。
暗闇も 慣れると何か見えてくる気がするけど…、 遭遇したくなぁーい、
次回うP楽しみにしてます{CARR_EMO_38}