ネズっちです!・4

ネズっちです

私達は、お堂の横にある建物に通される。

住職がお茶を入れてくれている間に

私は昴に話を聞く・・・。

透明「ところで、何の手伝いをするわけ

 昴「ああ、実はな

昴の話では、このお寺の檀家さんである方が

住職に相談に来たらしく、その檀家さんの

息子さんが、急におかしな行動と言動

するようになったということらしい・・・。

檀家さんは、何かの祟りがあるのではないか

と住職に頼ってきたらしいのだが、住職では

皆目見当がつかない状態らしく、昴に話が

回って来たということだった・・・。

透明「ふ~ん・・・でも、それって

   昴がやればいいんじゃないの

 昴「・・・お前・・・記憶障害か

   お前が飯食えないって言ったから

   わざわざ仕事回してやったんだろうが

透明「いや別に仕事回してくれとは・・・。

   それに、仕事が無いわけじゃ

 昴「つべこべ言わず、仕事しろ

   今日を食いつなぎたいんだろ

透明「いや、別に、そこまで・・・。

   ただ、節約しようかな~っ

   思ってただけで・・・昴が快く

   おごってくれれば・・・ブツブツ・・・。」

 昴「ブツブツ言うなよそれに、出来れば

   この仕事引き受けたくなかったから

透明「どういうこと

 昴「・・・俺は、あくまでも法具師

   お前みたいな仕事を請け負う気は

   ないんだよ

   もし、それを引き受けたら、次から次だろ

   俺は、今の生活スタイルを変える気は

   ないんだよ

透明「はは~んなるほどね~

   どちらにせよ、お前には好都合なのね~

 昴「何だよいけないか

透明「うんにゃ了解ですボス(・O・)>   
   貸し1なっ

 昴「お、お前これは、あくまでも需要と供給

   あったからだよ何で貸しにされなきゃならん

透明「OKボス

   そう言うことなら一肌脱ぎましょう

 昴「はぁ~・・・言わなきゃよかった

しばらくして・・・。

青山「お待たせお待たせ

   先方も今こちらに向かってるらしいから、

   取り敢ず、お茶菓子でも食べて待っていて

   くだされ

透明「おおおおお~~~ぅ

   いただきま~~~~~す

 昴「・・・・・・・・・・・。」

さてとその場しのぎだが、お腹も膨れたし

いっちょっ、頑張りますか

          続く・・・。

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コメント

  1. ^^ より:

    ムフ^ω^
    本当に次から次…言わなきゃよかったと思うこともたくさんあって…。
    続きを楽しみにしております!

  2. ちゃりん より:

    なんだかちょっとだけ形勢逆転しちゃった感じですね(´m`)クスッ
    それにしても檀家さんの息子さん・・・続きが気になります。

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